広島県呉市の出張。
仕事は早々に切り上げて、あまり時間で呉の港と「てつのくじら館」を見物したあと、予定通りのバスに乗って広島空港に到着しました。
私の搭乗予定の飛行機は、18:10発の全日空便。
その15分前には、日本航空の羽田行きの便がフライト予定となっています。
保安検査を済ませ、待合ロビーに行くと、JAL待ちの乗客でごった返しており、館内では、「キャンセル待ちはございません」のアナウンスが。
にも関わらず、ANAの待機スペースは、パラパラとしか人がいません。
「あれ?今日はANA便は空いているのかなぁ?」
なんて思いつつ、PCで漫画を読んでいたのです。
そうこうしているうちに、飛行機出発まで30分を切りました。
なのに相変わらず、飛行機待ちの乗客がいないんです。
「これはおかしいぞ」
と、保安検査のときにもらった紙を見直すと・・・、
「使用機到着遅れのため105分遅延いたします。」
の文字が印字されています。
105分・・・。
広島空港から羽田空港までの飛行時間は、85分です。
それを上回る遅れ。
「マジかよ」
出発ロビーにいてもしょうがないので、とりあえず、保安検査場から外に出してもらいます。
まず搭乗変更しようとチェックしたら、私が乗る予定の飛行機の次の便が先発になっていて、すでに満席となっていました。
この時点で、約2時間遅れが確定。
あとは、ジタバタのしようもないので、ごはんを食べることに。
(一瞬、広島に戻ってもう1泊しようかなって思ったんですけど、それもメンドーなので止めました)
で、選んだのが「かなわ」という高級そうなお店。
飛行機が遅れてるんだし、せっかく広島に来てるんだから、「かき」と「あなご」は食べたいし、(一応、仕事もがんばったので自分へのご褒美として)ちょっとくらい贅沢してもいいよな?と言うことで。
選んだのが広島名物味覚重。
かき、穴子、広島産竹原牛と広島県名物が入った贅沢なお重です。
お値段、2,100円(税込2,268円)なり。
かきも穴子もおいしかったですけど、びっくりしたのが竹原牛。
これが、とっても柔らかくておいしかったですよ。
生ビール1杯でほろ酔い加減、お酒はもう十分ではありますが、出発までまだ1時間以上残っています。
「どうしようか」と、次に向かったのがビジネスラウンジ。
広島空港だけに、その名も「もみじ」です。
この空港ラウンジ、クレジットカードでゴールド以上のランクのものを持っていると入れる場所。
私は普段使いは楽天カードのレギュラー一本槍なんですが、今の会社で、某クレジット会社が社員向けに「年間1回でも使うと年会費無料」のキャンペーンをやっていたので、そのときにゴールドカードをゲットしたので、ここぞとばかり使わせてもらいました。
ラウンジの中は、セルフで飲み物が無料でいただけます。
これまた広島らしく「もみじまんじゅう」が提供されていました。
(一人一個の制限付きでしたけど)
で、ビックリしたのがこちら。
日本酒のサービスです。広島産のお酒が楽しめるようになっていました。
私はほとんど下戸なので飲みませんでしたが、見ていたら何杯もおかわりしている人がいました。
全種類を飲んでいたんじゃないかなぁと思います。
わかりにくい写真ですけど・・・、ラウンジ内はパーテーションで区切られた一人用のスペースがあって、ゆったりと過ごすことができました。
ということで、予定していた飛行機の出発が2時間遅れたおかげでプチ贅沢&ゆったりした時間を楽しむことができました。
「105分遅れ」の文字を見たときは、「ハァ?」となりましたけど、結果オーライということで。
ちなみに、登録していたメルアドあてに「飛行機が遅れます」というメールが3本も届いてたんですよね。
これに早く気づいていれば、また別の時間の使い方もあったんでしょうけど、まあ、これもまた良し、です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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