今日、グーグル神から初めて、アドセンスの警告メールが届きました。
最初は、よくある「フィッシングメール」と思ったものの、何となく気持ちが悪かったので念のためチェックしてみたら、まさかの本物!だったんです。
しかも、驚きながら(ビビりながら)、アドセンスの「ポリシーセンター」を見ると、違反理由と該当コンテンツが、
「え?なんで?うそ?!」
という納得できないものだったんです。
そこで、さらにチェックしてたところ、どうやら原因は「悪意のある攻撃」を受けたからのようなのです。
取り急ぎ、緊急対応が終わりましたので、その詳細を報告します。
よくあるフィッシングメール
このようなメールが届くことってありませんか?
パッと見、アマゾンからアカウントが乗っ取られたというお知らせメールのように見えますよね。
でも、本文を読むと、明らかにおかしいんです。
まず、宛名がメールアドレスになっていますが、アマゾンはこんな表記はしません。
つぎに、本文の日本語が変。
そして、本文の終わり方が「永久ロック.」ですからね。
詐欺を働くにしても、もうちょっとやりようがあるだろうってくらいお粗末。
これは、とてもわかりやすいフィッシングメール。
なので、放置しておけばOKですよね。
突然きた「グーグル神」からのメール
しかし!悪い知らせって、突然、来るんですよねぇ。
今日、メールをチェックしていたら、「グーグル神様」から「ポリシー違反」と題したメールが来ていました。
メールの本文には、
「おまえ、何やってんだ!ダメだろ!」
といった文言とともに、ポリシーセンターとプログラムポリシーへのリンクが2つずつ貼られています。
「??リンクの貼り方が、ちょっとしつこすぎないか??」
しかも本文には、「個別の理由はここには書いてないので、リンクをクリックせよ」みたいなことが書かれています。
「あぁ、これはクリック誘導型のフィッシングだな」
と思いました。
だけど気になって、リンクにカーソルをONすると表示されるリンク先は、グーグル神ご本尊になっています。
これは気持ち悪い!
なので、別ブラウザでページを立ち上げ、ページ左下の
「アカウント」>「ポリシーセンター」
とクリックしてみました。
すると、なんと、
違反措置が適用されたサイト
と表示されるではありませんか。
しかも、表示されているサイトは、紛れもなく私が所有しているもの。
「うそ?ヤバ!」
それまでの、ノホホンとした気分はどこへやら。
ビビりながら画面右の「>」マークをクリックします。
ポリシーセンターを見ると驚きの内容
現れたのは、違反ありとされている個別ページのURL。
しかも、違反内容は「アダルトコンテンツ」とされています。
「いやいや、ちょっと待って」
このサイトは、wordpressで作成した漫画ブログです。
そして、確かに「アダルト」に抵触する可能性は・・・、う~ん、あります(苦笑)。
何冊かエロ要素の強い漫画を紹介してますからね。
ただ、このブログはもう長い間、放置しているいわば休眠サイト。
PVアップに向けた手立てどころか、更新も1年以上、やっていないようなレベル。
それが、なんで今頃になって、アドセンスのポリシー違反にひっかかるのか?
わけがわからないまま、該当のページをクリックしました。
どこが違反か全くわからない
違反の指摘を受けているページは、とある漫画作品を紹介したものです。
作品そのものが、アダルト系と呼べるものではありません。
更新したのは2017年。約2年前のものです。
また、記事も画像はコミックサイトから提供されている表紙絵のみで全く問題ないものですし、本文には直裁的なNGワードはもちろんありません。
あえて言うなら「抱きつく」という言葉があったくらいで、
「もしかしたらこれなのか?」
とは思いました。
でも、これが「アダルト」に該当するのだったら、「一体、何がOKなの?」てなものですよね?
まあ、とにかくそんなレベルなので、どこがアドセンスの規約違反なのか全くわからないのです。
違反措置への緊急対応
どこが問題か全くわからない。
だけど「グーグル神様」からは、「アドセンス違反」との指摘を受けている。
さすがに放置するわけにはいかず、対応することにしました。
選択肢としては、
- 問題点を修正し再審査を依頼する
- 広告を削除する
の2つ。
私は迷わず選択肢2をチョイスし広告を削除することに。
ついでに、同漫画ブログ内のすべてのアドセンス広告も削除ました。
広告削除した理由
こちらの記事にも書いていますが、
漫画ブログって、稼げるのは稼げるんですけど、維持するのにすごく手間がかかるんですよね。
作品の旬は短いし、突然、広告が配給されなくなるので、そのたびのメンテナンスがメッチャ面倒くさいんですよね。
で、「自分には、漫画ブログの運営はムリ」と悟ってからは、ずーっと放置状態にしてるんですけど、一応、ページによってアマゾンを貼ったり、アドセンスを貼ったりしてたんです。
ただ、世の中そんなに甘いものではなく、PVも収益もほとんどありません。
なので、これがキッカケで、もし、ほかのサイトのアドセンスもNGになったらとっても困る!わけです。
なので、ソッコーで外しました。
(あと、指摘を受けた記事なんか比べ物にならないくらい「アダルト」記事がいくつもあるので・・・)
原因は悪意ある攻撃?
とりあえず、アドセンスは削除しました。
ASP広告のリンク切れ(Yahooにリダイレクトされます)は、面倒くさいので放置のままですが・・・。
次いで行ったのが、状況チェック。
「Jet pack」というとても便利なプラグインがあるので、それを見たら・・・、
「グーグル神様」から指摘を受けた日に急激にアクセスがのびています。
しかも、300近くあるアクセスのうち、指摘を受けたページが200超。
「これは、何かやられたな」
とページの下部を見ると、やっぱり!
どのような内容かわかりませんが、「Jet pack」の教えでは「悪意のある攻撃」をそれなりの回数で受けていたのです。
指摘を受けたページなんですが、過去データを見ると当漫画ブログの中で、一番のアクセス数となっていました。
しかも、漫画タイトル+重要キーワードで調べたら、検索1位になってましたね・・・。
ということで、「何者」かが「何らかの方法」でもって「悪意のある攻撃」をしかけていたのです。
その理由はわかりませんし、なぜ「アダルト」と判定されたのかもわかりませんが、事実として、このようなことがあったのです。
気をつけるべきこと
攻撃を受けたのが休眠サイトであり、私の手間以外の実害はなかったが不幸中の幸いですが(というか、こんなにアクセスもない、収益もないサイトがなぜ攻撃をうけたのか不思議ですが)、これがメインサイトだったらと思うと、本当にぞっとしました。
いつ、何が起きるのかわからない。
記事内でアドセンスのポリシーに抵触しそうなワード、文字、表現は用いないよう気をつけるのはもちろん、できる限りシステム的な防御は取るべきだと実感しました。
おそらく、はてなブログなどでは、運営会社がそれなりの対策を取っていると思いますが、wordpressで運営されている方は、いつ、どんな攻撃があるかもわかりませんので、セキュリティ用のプラグインはしっかりと導入しておきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。