日本最南端の島・波照間島。
石垣港から朝一の船(08:00発)に乗って、波照間港最終の船(16:50)に乗れば、十分、日帰りは可能。
ですが、せっかく行くのだったら、1泊くらいして、夜の島の雰囲気と星空を楽しみたいもの。
今回、波照間島で初めて宿泊するのに選んだのが「はこな旅館」。
結果は、「選んで正解!」でした。
波照間島「はこな旅館」を選んだ理由
波照間島には、日本一汚い民宿として有名な「たましろ」や、ニシ浜の絶景が楽しめるもののなかなか予約が取れない「ペンション最南端」など、いくつかの宿があります。
そんな中、「はこな旅館」を選んだ理由としては
- 室内がキレイ
- 朝食付きプランが選べる
- 全部で3室ととても小さい宿
- ニシ浜まで徒歩で行ける
が上げられます。
「はこな旅館」の部屋と食事
「はこな旅館」の室内ですが、琉球畳が敷かれた和室で、大人3名で利用しても窮屈さを感じない広さで、とてもキレイでした。
造りもしっかりしていて、夜、隣室の音が聞こえてくることもなかったです。
洗面所やトイレも、とてもキレイで、2泊3日、とても快適に過ごすことができました。
朝食は、素朴な味わいが楽しめる離島ならではの食事。
「はこな旅館」の御主人が育てている島野菜の和え物や漬物がすごくおいしかったです。
「はこな旅館」の注意点
「はこな旅館」で宿泊を検討されている方に注意点(というか、知っておいてもらいたいこと)が2つあります。
食事について
まず、食事は朝食だけで、夕食はありません。
また近くで夕食が食べられる場所が限定されていますし、そもそも、波照間島自体、飲食できる店が少なく、昼間のみの営業だったり、不定休だったりするので、
夕食をどこで食べるか計画して、事前に予約しておくこと
がとても大事になってきます。
そうでないと、下手をすると夕食難民になってしまうかもしれないです・・・。
私たちは、宿泊初日は波照間島の中心地にある共同売店でお弁当を、2日目は「はこな旅館」から歩いて行ける「居酒屋バンブー」の予約を取りました。
(ちなみに、宿近くの共同売店は、お弁当の仕入れ数が少なく、ソッコーで売り切れます)
ホームページについて
「はこな旅館」は離島の宿としては、とてもしっかりしているホームページを開設されているので、とても参考になりました。
ホームページ:はこな旅館
なのですが、書かれている予約や宿泊するにあたっての注意事項は、内容そのものは至極当然で納得できるものばかりであるものの、その書きぶりは「ちょっとどうよ?」って思える箇所が少しありました。
ダメなものはダメ、できないことはできないとハッキリしすぎるくらい、ハッキリ書かれているのです。
これを見て「こりゃ、かなり難しいご主人が経営しているのかも?」って思ってしまいました。
しかし、実際にご主人とお会いすると、ぱっと見ぶっきらぼうなところはあったものの、とても気さくな話好きの方でしたし、宿のホスピタリティはしっかりしていて、面倒くさいなって思うことはありませんでした。
(おそらく、毎度毎度、予約者から同じような質問をされたり、宿泊者に同じような行動をされて、嫌気がさしてしまって、だったら初めっからキッチリと伝えておこう、との思いでホームページにきつめに書かれてるんだろうなって思いました)
ホームページに書かれている内容は理解し守れば、特に問題ないと思います。
なので、「なんだか小難しそうな宿みたいだから、泊まるのは止めとこうか」などと思わずに、宿泊を検討いただけたらと思います。
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