竹富島2泊、小浜島2泊の行程で夫婦で行った4泊5日の沖縄旅行。
こちらのブログ記事では、宿泊したホテル「ピースアイランド竹富島」の良い点・惜しい点を中心に、竹富島の観光情報や食事事情についてご紹介します。
そして、最後に「マジでおすすめできる?」かどうか、私なりの感想を書かせてもらっています。
ホテル「ピースアイランド竹富島」について
竹富島での宿泊先として選んだのはホテルピースアイランド竹富島。
芝生の中庭を取り囲む赤瓦が特徴的な回廊形式の全室コテージタイプのホテルです。
外観はホテル提供の動画が分かりやすいので、ご覧ください。
ホテルの立地はメインの集落にほど近く、島内のメイン道路?に面していて、とても便利な場所にあります。
住所 | 沖縄県八重山郡竹富町字竹富112-1 |
電話 | 0980-84-5955 |
客室数 | ツイン18室(26㎡)、ファミリーツイン2室(33㎡) |
チェックイン/チェックアウト | 15:00/11:00 |
公式HP | HOTEL PEACEILAND TAKETOMIJIMA | ホテルピースアイランド竹富島 |
石垣港発のフェリー乗船時間を連絡しておくと、竹富港まで無料で送迎してくれます。
ホテルピースアイランド竹富島を選んだ理由
今回、こちらのホテルピースアイランド竹富島を選んだ理由は、
- バス・トイレ付のキレイなコテージ
- まあまあリーゾナブルな料金
の3つです。
バス・トイレ付のキレイなコテージ
昨年の12月、私一人で沖縄放浪の旅に出かけ、その際、竹富島に2泊しました。
*竹富島には全く触れていないですが沖縄放浪の旅のブログ記事はこちら。
1泊目は沖縄の古民家を改装した民宿「小浜荘」。
2泊目は料理が豪勢な旅館「高那旅館」。
どちらも宿泊する場所として良かったのですが、いろいろと注文の多い嫁さんには設備等で不向きと思い、バス・トイレ付のキレイなコテージであるホテル「ピースアイランド竹富島」に宿泊することとしました。
リーゾナブルな料金
竹富島で高級ホテルといえば、「星のや竹富島」が思い浮かびますが、ここってめちゃくちゃ高いんですよね・・・。
2名2食付きで一人当たり最低でも60,000円と、とてもじゃないけど手が出せない価格です。
それに、立地が竹富島のはずれにあるため、初めっから候補から除外しておりました。
一方、ホテル「ピースアイランド竹富島」は2食付きで一人13,000円程度とまあまあリーゾナブルな価格設定です。
*というか、竹富島という立地を考え、また、他の民宿(トイレ共同、シャワーのみ6畳の部屋素泊まりで6,000円くらい)や旅館(共同トイレ、シャワーの和室2食付きで10,000円くらい)に比べるとめっちゃ格安かもです。
で、私たちは楽天トラベルで見つけた「オリオンビールと星空でまったり島時間♪【朝夕食付き】」というプランにしました。
1泊あたり、オリオンビールが一人2本ついていて、13,000円弱(税込み)でした。
あと、食事付きにした理由ですが、ご存じの方、多いと思いますが、竹富島には食事ができる店が数軒しかありません。
どの店も要・予約で、かつ、不定休が多いため、「夕食難民」になるリスクが結構高いんですよね。
また、島内には商店らしい店は1件だけで、お弁当的なものは販売されていません(夕方には閉店しますし)。
そこで、竹富島では2泊とも夕食付としました。
ちなみに、私たちが選んだ楽天トラベル国内ツアーで「ピースアイランド竹富島」の料金比較してみたところ、夕食の有無の差額がたった2,000円違いだったこともあります。
ホテルピースアイランド竹富島の良い点・惜しい点
ホテルピースアイランド竹富島に実際に宿泊して感じた良い点と惜しい点を、パートごとに紹介していきます。
竹富島で宿泊を検討されている方のご参考になれば幸いです。
ルーム等
【良かった点】
- 天井が高く開放感があった
- 専用のテラスがプライベート感を高めてくれて、ハンモックのレンタルもあった(使用せず)
- 冷蔵庫が家庭用サイズの大きいもので、電子レンジも設置されていた
- 琉球ガラスのコップにやちむん焼きのコーヒーカップと湯飲みがあり、沖縄気分が高まった
- BGM用のDVDが複数あった
【惜しかった点】
- 寝具が少しカビ臭かった
- 壁が薄く隣の部屋の物音が聞こえた
- バス・トイレが一体型でかなり狭かった
- ソファ(ベッドソファ)がチープで座るときにガタついた
アメニティ・ホスピタリティ等
【良かった点】
- アメニティがセルフスタイルで種類は充実しており品質も良かった
- 特にドリップ式のコーヒーやお茶系が豊富で不足することがなかった
- 天体望遠鏡やスマホ用三脚が無料で使用できた
【惜しかった点】
- 回廊方式の通路に雨が吹き込んできて、移動時に濡れることがあった
食事
【良かった点】
- 地元の食材を中心とした定食スタイルでどれもおいしかった
- 特に台物の「すき焼き」はびっくりするくらい肉の量が多くて満足できた
【惜しかった点】
- 食事内容はほぼ同じのため連泊したら飽きる
- 食事中の配膳の仕方が素人ぽかった
- 人手が少ないためか注文したビールがなかなか来なかった
夕食は新鮮な刺身や車エビに白身魚など、地元の食材を使っていて、とてもおいしく、八重山そばもやさしい味わいでした。
ビックリしたのが、台物のすき焼き。初日は「石垣牛」で、驚くほどたくさんのお肉でボリューム満点だったんです。少し甘めの味付けでビールとごはんが進みました!
ただ、仕方ないこととは思いますが、初日も2日目もほぼ同じメニューでした。
こちらが、初日の夕食。
2日目がこちら。
すき焼きの肉が、初日は石垣牛、2日目はアグー豚と変化はあったものの、それ以外はほぼ同じだったので、ちょっと飽きたっていうのが正直な感想です。
ちなみに、初泊客には「石垣牛」のすき焼きを提供しているようでした。
朝食は和定食スタイルで、初日、2日目ともほぼ同じ内容。
ですが、ブッフェ方式でパンに自家製ヨーグルトがサーブされていたので、それを中心にいただくのはありかと思います。
また飲料も、マンゴージュース、オレンジジュース、グアバジュースに牛乳もありました。
コーヒーや紅茶のマシーンも設置されていて、部屋に持ち帰りできます(残念ながらコーヒーは美味しくなかったですが・・・)。
その他
【良かった点】
- レンタルサイクルが1日1,500円と近隣のショップと同じ値段で良心的
- ホテル内ショップは、まあまあの品揃えで「竹富島価格」ではあったものの、島内の商店より安価だった
【惜しかった点】
- 特になし
竹富島の観光スポット
ここまでホテルピースアイランド竹富島についてご紹介してきましたが、あわせて竹富島の観光スポットもご案内します。
竹富島の観光スポットは、さまざまなメディアで紹介されていますし、私自身もブログ記事
沖縄で一番沖縄らしい島「竹富島」を楽しむための5つのおすすめポイント
で紹介しているので、今さら感が満載過ぎるのですが、まあ、せっかくなので少し触れておきます。
なごみの塔
島の集落にある「なごみの塔」。
以前は一番上まで上れたものの、今は塔の下までしか行けません。
とはいえ、こちらから竹富島の集落が一望できるので、やっぱり押さえておきたいスポットですね。
西桟橋
夕日が見えるスポットとして有名な西桟橋。
ホテルピースアイランド竹富島から歩いて5分くらい、アニメの聖地「やど家 たけのこ」のすぐそばにあります。
旅行初日、小雨まじりの空模様のため夕陽は見られないと分かりつつ行ってみたら・・・
なんと、工事中につき通行禁止となっていました。
桟橋には入れませんでしたが、横のビーチで記念撮影。
コンドイ浜
竹富島に行ったら、何があっても絶対に行くよねってくらい、一番メジャーなビーチ「コンドイ浜」。
本当にキレイな砂浜、そして、キレイな海。何時間いても飽きることのないビーチです。
カイジ浜(星砂の浜)
星砂で有名なカイジ浜。ですが、星砂の数は少なくて、なかなか見つけることができません。
ビーチはくつろげるような感じではありませんが、樹木にブランコが設置されていて、「ばえスポット」になってます。
一見、ドラム缶、実は大型フロートのブランコが新たに設置されてました。
星砂をゲットできなかった人用の無人売店。
初めて店員がいるところをみましたが、商品補充と売上金を回収して、5分と経たずにいなくなってました。
相変わらず雑っつい商売をなさっております。
昼食「そば処 竹乃子」のおそば
観光スポットではありませんが、食事処として超有名な「そば処竹の子」。
お昼前に到着したところ、すでに何組も待っている状態だったものの、回転がはやいうえにテラス席もあるので、あまり待つことなく案内されました。
「カリカリポーク」をおつまみに、缶ビールで乾杯!
定番の「八重山そば」。
お店おすすめの「ソーキそば」。
八重山そば自体がそうなのかもしれませんが、かなりの薄味、ぶっちゃけ行列ができるほどおいしいってものではありません。
でも、(他にこれといったお店もないし)竹富島に行ったら寄ってみたいお店ですね。
ホテル「ピースアイランド竹富島」はおすすめできるか?
それではまとめとして、ホテル「ピースアイランド竹富島」はマジでおすすめできるか?について、です。
結論は、
条件付きでおすすめできる
となります。
ここまで記してきたように、「ピースアイランド竹富島」には、良い点もあれば惜しい点(問題点)もあります。
立地、設備、食事内容等はかなり満足できるものばかりで、料金から総合的に考えると、とてもコストパフォーマンスが良いと思います。
ただし、特に「隣室の声が聞こえること」と「バストイレが狭いこと」、そして、「布団が少々かび臭かった」という惜しい点(問題点)は、私自身気になりましたし、場合によってはせっかくの旅行気分を台無しにしてしまう恐れがあります。
なので、これらを納得したうえで宿泊されるのであれば(リゾートホテルではなくて、高級な民宿に泊まるんだという気持ちであれば)、十分、おすすめできるホテルと言えます。
竹富島は石垣島との交通の便が良いだけに、ほとんどの来島者は日帰りで訪れるとのことです。
でも、西桟橋から眺める夕陽や、昼光灯がポツリポツリと灯った夜の集落など、「夜の竹富島」は昼間とは少し異なる顔を見せてくれます。
これらを体感するためには、一度は竹富島で宿泊することをおすすめします。
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