宮古島旅行の旅レポ!
第三弾は、これまた奇妙?な宮古島の観光資源「宮古島まもるくん」。
まるで、志村けんさんが演じる「バカ殿」みたいに真っ白な顔をしたおまわりさんです。
宮古島まもるくん
最近はあまり見かけなくなりましたが、スピードを出しがちな道路や、一時停止しないといけない交差点なんかで、警察官をかたどった人形が置かれていますよね。
ぱっと見、本物の警察官と間違えるので、違反ドライバーはビビってしまうアレのことです。
「宮古島まもるくん」は、その警察官人形のことで、宮古島の交通違反が起きそうな場所におかれています。
島内各地にいる宮古島まもる君
宮古島島内には、全部で19体の「宮古島まもるくん」が設置されているとのこと。
こちらは、初日に泊った ホテル「ブリーズベイマリーナ」のすぐ近くの三叉路で撮影したもの。
ごらんのように、超白塗りというか・・・、真っ白のお肌に、まっ赤っかのクチビルです。
台には、交通安全の文字とともに、
「アガンニャ!なんで止まらんか!」
のメッセージが。
こちらは、そのすぐそばの十字路に設置されていた「宮古島まもるくん」。
下から見上げると、凛々しい顔つきをされています。
空港の建物の中にある派出所前。
おまわりさんの人形を置く場所としては全く意味がないと思うんですけど・・・、やっぱり観光的な意味合いが強いのでしょうか?
雨ざらしではない分、肌ツヤがとても良くって、おまけに、目には「星」がはいっています。
こちらは、東平安名岬に行く途中の4つ角にありました。
なぜか、金・銀・銅のメダルをぶら下げていました。
で、下の写真はたぶん同じ場所にいる「宮古島まもる君」。
メダルは健在ですが、「宮古島まもる君」の身体のペンキがハゲかかっていますね。
白塗りのシーサーの看板もあります。
宮古島まもるくんは兄弟19人、妹が1人
「宮古島まもるくん」は、兄弟19人、そして、妹が1人いる大家族で、日夜、宮古島の交通安全に汗をながしているんだとか。
島内を車でグルグル走っていたら、いろいろなところで「宮古島まもるくん」を見かけました。
はじめのうちは、おもしろがって写真を撮ってたんですけど、そのうち、飽きてきて・・・。
お土産屋さんに行ったら、宮古島限定販売のお菓子が売っています。
パッケージには、宮古島まもるくんとその兄弟の顔写真と名前がプリントされています。
(ということで、ここまで全部ひっくるめて「宮古島まもるくん」って書いてきましたけど、それぞれ、ちゃんとした名前があったんですね)
パッケージのサイド。
宮古島で入手したガイドブックによると・・・、
宮古島まもる君は、劣化防止のため、警察官型人形を塗装したところ、志村けん演じるバカ殿ばりの白塗りが、
「キモイ」
と評判になり、
「だったら、やってやろうじゃないか!」
と各人形に名前をつけてPRするようになったそうです。
もともと同じ警察官型人形。だけど、手作業で塗装しているため、顔の造りが微妙に変わっています。
職人さん?も塗装に慣れてきたためか、新しい人形ほど、スッキリとした顔付きなんだとか。
ということは、たらこクチビルの「いさおくん」とか「まさおくん」は、古いバージョン。
で、ひとりだけ日焼けしている「すすむくん」は、ちょっとスベッた、というやつなんでしょうね。
あと、妹のまるこちゃんも、同じ人形を使っていますが、彼女だけ白バイ乗りです。
お菓子は、こちら。
交通安全の標語が書かれています。
お味のほうは・・・あまり・・・、でした。
お土産にするのだったら、こちらの塩のほうがいいかも。
リアルまもるくんって何者?
ところで、お菓子のパッケージ写真をもう一度みてください。
「宮古島まもるくん」シリーズの中に、ひとりだけ本物の人間が混じっていますよね。
この人、名前は「リアルまもるくん」。
お菓子のパッケージの裏には大々的にリアルまもるくんのプロフィールが載っています。
このプロフィールでは、警察官の一員のように書かれていますが、ネットで調べたところ、「リアルまもるくん」は、沖縄県在住のいわゆるコスプレランナーとのことでした。
この「宮古島まもるくん」のコスプレをして、マラソン大会に出場しているうちに、宮古島の観光大使になったのだとか。
「宮古島100kmワイドーマラソン」に来ていて、嫁さんが一緒に記念撮影をしてもらっていました。
おわりに
まるで「バカ殿」のように真っ白い顔をしたおまわりさんの人形、「宮古島まもるくん」をご紹介しました。
宮古島を訪れたら、必ずや目にするだろうこの人形。
全20体をチェックしてまわるのも、おもしろい・・・とは思えませんが、旅の思い出に、1回くらい記念撮影するのも良いのではないでしょうか?
と、観光ガイドさん的な締めくくりをしてみました。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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