【名古屋・伊勢・鳥羽】 お伊勢参りとグルメの旅、第3弾は「二見輿玉神社」です。
二見輿玉神社って聞いても
「???」
ってなっても、
「夫婦岩(めおといわ)」
って言われると
「あぁ、あそこね!」
となる方も多いのではないでしょうか?(私がそうでした)
ネーミングを含めて、なんとなく昭和の「匂い」がプンプンの「夫婦岩」。
ここに夫婦で来るのって、いかにも「年をとってもラブラブ夫婦!」を演じているようで、すご~くイヤだったんですよね。
だけど、まあ、時間も余ってるし、せっかく近くまで来てるんだし・・・、ということで行って来ました。
で、二見輿玉神社ですが、行くとなぜか「カエル」でいっぱいで、けっこう、面白かったですよ。
二見浦駅は無人駅
伊勢神宮外宮を参拝したあと、目指すは二見輿玉神社。
JR二見浦駅から神社まで、徒歩で移動しました。
伊勢市駅から電車で2駅、車内で車掌さんが、いまどき珍しく
「キップを拝見」
とやってきました。
で、キップを見せたら、そのまま回収されてしまいます。
「アレレ?」
と思っていたら、
「二見浦駅は無人駅なので、こちらでキップを回収しますね」
とのこと。
二見浦駅は、こちらの写真のように立派な駅舎なのですが・・・、やっぱり無人駅でした。
何人か、パラパラと電車から降りたものの、その数は少なかったです・・・。
二見浦駅は無人駅から二見輿玉神社まで
二見浦駅は無人駅から二見輿玉神社まで、徒歩で移動します。
歩くキョリは1km超、15分程度でしょうか?
行った時は、ちょうど「おひなさまめぐり」というイベントをやっているようで、下のパンフレットを見ると、各商店の軒先でひな人形が展示されているとのこと。
観光スポット・夫婦岩のお膝元でひな人形の展示はピッタリですね。
二見浦駅から海のほうに向かって、まっすぐ進みます。
途中、「赤福」や、
「御福餅」の古い建物があって、旅情をかき立ててくれます。
さらに、ジュースの自動販売機もむき出しではなく、木枠で覆われていました。
このように古い街並みで、散歩するのにとても気分が良いのですが、とにかく人がいないんですよ・・・。
最寄り駅から観光地に行く道中で、ここまで人がいないってのは、過去、経験したことがありません。
伊勢神宮外宮も、あまりにも人がいなさすぎてビックリしたんですけど、こちらはさらに閑散どころか、人っ子一人いないんです。
「おひなさまめぐり」ってイベントをやっているのに、こんなに人出がないのって大丈夫なのかな?と、ちょっと心配になりました。
で、その「おひなさまめぐり」ですが、たくさんのお店で、ひな人形の展示がされています。
ただ、どの店も開店しているのかいないのか、わからないような様子でしたし、ガラス戸を締め切っていたので、あまり盛り上がっているふうには思えませんでした。
こちらのように、ガレージの中に、取ってつけたようにひな人形を置いているところもありましたしね・・・。
人通りがまったくないので、お店としても気合も入らないのでしょうけど、発泡スチロールの箱にすっぽり入ったひな人形って、正直、どうよ?って思いましたね。
少々、テンションダウンしながら歩いていると、右側に見覚えのあるお城が見えました。
なんだろう?とググってみたら、「ともいきの国伊勢忍者キングダム」というテーマパークだそうです・・・。
外人が行ったら、喜びそうな?
いや、きっとダメなんだろうな。
宮古島で行ったガッカリの観光スポット「うえのドイツ村」を思い出して、私的にはさらにテンションが下りました。
二見輿玉神社の夫婦岩
そうこうしながら歩を進めていると、大きなホテルと駐車場が。
こちらには、たくさんの自家用車に何台か大型の観光バスが停まっています。
そして、土産物屋さんに人影も増えてきて、ようやっと観光地っぽくなりました。
おそらくですが、二見輿玉神社を訪れる人は、車で直接、やって来ていて、電車で来る人はほんとうに少ない、ということなんでしょうね。
で、こちらが超有名な観光スポット「夫婦岩」!!
のモニュメントです。
本物はこちら。
いやぁ~、これまで写真では何度も何度も見てきた夫婦岩。
実物を生で見るのは、これが初めてです。
しかも、まさか嫁さんと2人、夫婦で夫婦岩にやって来るとは・・・。
感動!!
なんてことはありえません。
夫婦で夫婦岩に観光に来るって「いかにも!」過ぎて、こっ恥ずかしい気持ちというか、「噓くさい」感じのほうが強いんですよね。
だけど、まわりには似たような世代のご夫婦がたくさんいらっしゃったので、まあ自分も「仲の良い夫婦を演じる」お仲間ということで。
二見輿玉神社には「カエル」がいっぱい
夫婦岩のイメージしかなかった二見輿玉神社ですが、域内にはなぜか「カエル」でいっぱいでした。
水をかけると願いを叶えてくれる「満願蛙」。
なぜかよく分かりませんが、崖っぷちに飾られているカエル。
「鳥獣人物戯画」的?なポーズをとっているカエル。
夫婦岩が見える絶好のポジションには、金属製のカエルが。
皆さん、このカエルの頭を撫で回すので、ピカピカに光り輝いています。
で、なんで二見輿玉神社にカエルなのか?ですが、調べてみたら、こちらで祀られている「猿田彦大神」は「道開き(導き)の神」であり、そのお使いが「カエル」だからなんだとか。
う~ん、納得できたようなできないような・・・。
おわりに
二見浦駅を降りてから、あまりの人の少なさに「どうなってるんだろう?」と思っていた二見輿玉神社。
行ってみたら、バスや車で来ている人が大勢いたので安心しました。
二見輿玉神社には、夫婦岩やたくさんのカエルなど見どころがいっぱいあって、写真を撮っていると、あっと言う間に時間が経ってしまいました。
ひとあたり見終わった後、歩いて二見浦駅に戻ります。
駅舎を見たら・・・。
ん?この形、もしかして・・・。
そう、二見浦駅は夫婦岩を模した駅舎でありました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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