登山シャツ、パッと見、普通のシャツと変わらないものです。
なので、
「わざわざ登山シャツを買わなくても・・・」
と思うのですが、ものによってはいろいろな工夫が施されていて、これがなかなか優れものなんですよね。
ということで、今回は、私が感心した登山シャツの工夫を紹介します。
<登山に必要な7つ道具はこちら>
登山シャツの工夫1 素材
こちらは、Columbiaというブランドの登山シャツです。
かなり古いので、けっこうヨレてますけど(苦笑)、登山するときに重宝しています。
素材は、「omini-wick」というもの。
いわゆる速乾性の素材で、汗を吸い込んでも本当に早く乾きます。
登山シャツの工夫2 胸ポケット
この登山シャツは、左右の胸にポケットがついていて、両方とも「上フタ」が。
岩場などで前屈みになるとき、胸ポケットに入れているものが落ちやすいのですが、このフタがあると心配無用です。
ボタン使用のものが多いですが、こちらのシャツはマジックテープになっているので、手袋をつけたままでも、ものの出し入れがしやすいので便利です。
登山シャツの工夫3 メッシュ
肩口から背中の半ばにかけて、メッシュが張られています。
背中は登山ザックを背負ったとき、身体にピッタリとつく箇所。ここにメッシュを入れることで、汗のシャツへのしみ込みを少なくしています。
登山シャツの工夫4 通気孔
写真では分かりにくいと思いますが、腕の付け根の背中側が、大きく開くようになっています。
これによって、汗ムレが少なくなるんですよね。
(山登りの大敵はこの汗ムレ。レインウェア(雨ガッパ)もそうですが、登山シャツを選ぶときは速乾性の生地と汗ムレ防止の仕組みがキーポイントだと思います)
登山シャツの工夫5 腕止め
腕めくりをした際に、ずり落ちないようストッパーがついています。 これは、本当に重宝しますね。
登山シャツの工夫6 フック
普通のシャツでも、たまに付いているのを見かけますが、こちらの登山シャツにも背中に引っ掛けられるワッカがついています。
暑くてシャツを脱いだ後、ここでザックに引っ掛けていると、歩いているうちに汗は乾いています。
まとめ
登山シャツ、一見、何の変哲もないのですが、よくみるといろいろな工夫が施されているんですよね。
ファッション性が高いものも多く、街中で着ていても違和感がないので、登山するなら一着は持っておきたいですね。
*メーカー・商品によって機能等は異なりますので、ご注意ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。