週末、伊東温泉のホテル「風の薫」に行ってきました。
就職活動中だった二人の息子たちに、それぞれ第一志望の企業から内々定をもらえたので、そのお祝いで急遽、決めたもの。
「海が見える温泉」で検索して見つけたのが伊東温泉のホテル「風の薫」です。
ネットでの口コミも上々で、
海を見て、温泉に入って、ゆっくりくつろぎたい
という希望を満たしてくれるだろうと予約し行ったところ、設備も料理もホスピタリティも期待をはるかに上回るとっても素晴らしいホテル。
おまけに価格もリーゾナブルで、伊東温泉に行くなら絶対におすすめです。
今回は、伊東温泉のホテル「風の薫」での大満足のおもてなしをご紹介します。
<「風の薫」の食事はこちらで紹介しています>
伊東温泉「風の薫」チェックイン前のおもてなし
今回、お世話になったホテル「風の薫」を選んだ理由は、
- 海の近くで、観望が楽しめる
- 館内が落ち着いていてゆったりできる
- 料理がおいしい
という3つの希望が満たされそうだと思ったから。
とても感じの良いホテルとの情報はゲットしたものの、予約を入れたのが3日前とバタバタだったので、ホテルのシステムはあんまりチェックしていなかったんです。
だからかも知れませんが、「風の薫」で受けた至れり尽くせりのおもてなしには、本当にびっくりでした。
当日は、小田原でランチを食べた後、小田原城をぶらっと散歩して、2時過ぎにJR伊東駅に到着しました。
雨がポツポツと降り始めたので、そのままタクシーに乗ってホテルへ。
チェックイン時間のだいぶ前に到着したら、係りの人にそのままラウンジに案内されました。
ウエルカムドリンク
まず最初にウエルカムドリンクをお好みで選んで待っていると、お菓子と共にサーブされます。
飲み物は、ソフトドリンクはもちろん、ワインやシャンパンや生ビールなどのアルコール類もありましたよ。
こちらのラウンジ、日中はコーヒーや紅茶などは自由にいただけるシステムです。
タクシー代を出してくれた
従業員の方から、ひとあたりホテルの説明を聞き、食事の時間を確認したあと、
「タクシーの領収書をお持ちですか?」
と聞かれたんですね。
「あぁ、はい」と差し出すと、しばらくしてポチ袋を持ってきてくれました。
中を見ると、タクシー代として支払ったお金が入っています。
そう、私は知らなかったんですが、ホテルの迎えはないかわりに、駅からのタクシー代を負担してくれるシステムだったんですね。
なんか、ずいぶんと得をした気分になりましたね。
露天風呂付きの落ち着ける客室
3時のチェックインまで、だいぶ時間があったのですが、すでに準備出来ているからと、部屋に案内してもらいました。
予約時に空いていたのが、ダブルベッドのメインルームと次の間付き。
こちらが次の間。
そして、次の間の奥にあるのが、各部屋に設置されている露天風呂です。
こちらは、もちろん、温泉が楽しめます。
そして、部屋にはもうひとつ内風呂があります。
あと、とっても嬉しいことに、各部屋にはマッサージチェアが備え付けられています。
風呂上りは取り合いになりましたね(笑)。
「風の薫」の充実の温泉風呂
ホテル「風の薫」は全19室と決して大きなホテルではありません。
なので、大浴場はなく共用の貸切温泉が2つあります。
「大浴場がないのは寂しい・・・」とのご意見があるとは思いますが、宿泊客は家族などの小グループが中心となり、団体さんはほとんど来ないのだろうと思います。
だからこそ、ゆっくり、のんびりできるんですよね。
実際、私達が泊まった日もほぼ満室だったのですが、2~3人の家族や友人で来ている人ばかりで、とっても落ち着けましたね。
2つの貸切風呂
「風の薫」には、絶景が楽しめる「薫」と寝湯の「風」の2つの貸切温泉があります。
定員は3~4名。貸切ですので、誰にも気兼ねなくゆったりと温泉が楽しめますよ。
「薫」のほうは、大きな窓が電動で開閉できる仕組みになっていて、窓を開けっ放しにしたとときの開放感はすごく良かったです。
「風」の寝湯は、温泉の温度を少し低めに設定していて、長く入れましたね。
で、ちょっと躊躇したのですが、「貸し切りだし、良いか」と写真をパチリ。
貸切風呂には、タオル、バスタオルが山積みにされていて、使い放題なんです。
部屋からお風呂に行くときに手ぶらで行けますし、いつも洗いたてのタオルが使えます。
もちろん、一度、使ったバスタオルを部屋に持ち帰って干してという面倒もナシ。
とっても有り難かったですね。
貸切風呂の空き状況はランプでチェック
2つある温泉貸切風呂は最上階である9階にあります。
特に予約する必要はなく、空いていれば自由に入れるというシステムですが、わざわざ9階まで上がったものの、両方とも入浴中だったら、行ったり来たりで面倒ですよね。
でも、ホテル「風の薫」は各フロアのエレベーター前に「入浴中」かどうかを示すランプがあって、これでチェックできるんです。
写真は温泉貸切風呂がある9階の様子、両方とも「入浴中」のランプが点いていますね。
ランプが点いていたら、時間をずらして再度チェックするか、あるいは、9階まで上がって順番を待つことになりますが、ご覧のように座り心地の良いソファがありますし、展望スペースがありますので、待ち時間も楽しめるようになっています。
展望スペースの出入り口には豆を挽いてたてる本格的なコーヒーサーバーが準備されています。
そして、風呂上りはアイスキャンディーも食べ放題(風呂上りでなくても、食べ放題です・笑)。
ドールのフルーツアイスがカゴ盛りされていました。
ドクターフィッシュのエステ
「風の薫」の館内には、プールやゲームコーナーのような温泉ホテルっぽい設備はありません。
だからこそ、ゆったりとくつろげるのですが、ひとつ、おもしろい設備がありました。
それは、ドクターフィッシュによるエステ?です。
ドクターフィッシュとは、鯉の仲間で、人の手足などについた角質を食べる魚です。
こちらでは、水槽にドクターフィッシュが飼われていて、足湯よろしく足を入れると・・・
小さいのだとすごくこそばいですし、大きいのはたまにガッツリとかじってきます(笑)。
これで、足がキレイになったかは何とも言えませんが、私は初めての経験で、とっても楽しめました。
海を臨む温泉足湯
ドクターフィッシュの水槽は、たぶん、普通の飼育用の水で、温泉ではありませんでした。
一方、同じロビー階のテラスには、しっかりとした足湯コーナーがあります。
当日はあいにくの空模様だったものの、広々とした海を望める足湯で、正面には初島の景観を楽しめます。
そして、やはりこちらでもスパークリングワインが飲み放題でした。
充実のアメニティ
温泉のタオル、コーヒー、ラウンジのティー、風呂上りのアイスキャンディー。
「風の薫」では、たくさんの飲み放題、使い放題が気兼ねなく楽しめます。
さらに、部屋のアメニティ系もとっても充実しているんです。
部屋着が3種類用意されている
まず、部屋着として「作務衣」があり、温泉を入った後用に「バスローブ」、夜寝るときのためのパジャマと、3タイプの衣類がセットされています。
もちろん、お好みによっては、自分の好きな柄の「ゆかた」も使えるんですね。
洗面所のアメニティ
洗面所のアメニティも充実。
下の写真のように、男性用と女性用をあわせて9種類のボトルがありました。
もちろん、ハブラシや髭剃り、ブラシ・クシなどは当たり前でセットされていますし、マウスウォッシュやパフもありました。
写真右下にそっと写っているのは美顔スチーマーです。
お茶うけのお菓子も
部屋の中のお菓子類も充実。3種類のお菓子に伊豆銘茶ぐり茶がセットされていました。
冷蔵庫の飲料は無料
さらに冷蔵庫には、お茶とビールにサワーが各1本ずつとお水が。
これらは、すべて無料でいただけます。
おまけに 部屋の中のコーヒーセットも充実していましたよ。
貸し出しグッズも充実
部屋の中には、スマホの充電器があり、また、TVゲームやDVD、スピーカー、PCのレンタルもしてくれます。
そして、ビックリしたのが「枕」の貸し出しで、9種類の枕のレンタルもOKです。
ウチは、シモンズ、テンピュール、ザ・ピローのブランド枕をそれぞれ1個づつ貸し出してもらって、使い心地を比べるいう、とっても贅沢な使い方をさせてもらいました。
もちろん、これらの貸し出しもすべて無料です。
おわりに
以上、 伊東温泉のホテル「風の薫」のおもてなしをご紹介しました。
こちらの記事では、物やハード面のご紹介に終始していますが、実際に滞在してみて、
「あったらいいな」
と思うものがあるのが当たり前にあることに驚きました。
さらに、
「ここにこれがあるなんて?!」
と、それまで思いも寄らなかったところにも、しっかりと心配りがなされていて、実に便利で居心地良くされていることに、本当に感激しました。
伊東温泉のホテル「風の薫」、1泊2食付でひとり2万円くらいの予算で、期待をはるかに超えるおもてなしを受けました。
(私一休.comという宿泊サイトの会員なので、セール&会員割引でさらにリーゾナブルに泊れましたよ!)
息子たちのお祝いとして、そして、義母へのプレゼントとして、「風の薫」を選らんで
本当に良かったです。
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⇒ ホテル風の薫
続いて「風の薫」の料理をご紹介します。
これまた、最高においしい料理でしたよ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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