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お出かけ

78歳の婆さんを連れて標高2000mの入笠山山頂に行こうとしたら途中で半ギレになったので引き返した話

 

年に2回くらいのペースで八ヶ岳の近くにある保養所の温泉に泊りがけで行っています。

周りにこれといった場所もないので、今はひたすらダラダラ過ごしていますが、以前は小淵沢やら清里やらまで足を伸ばしたこともありました。

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そんな時分に、嫁さんと近所に住む婆さん(嫁の母)と3人で保養所に行ったことがあります。

初日と3日目は、移動を含めて予定は立ったのですが、中日となる2日目をどうしようか?ということで、リサーチしたところ「富士見パノラマリゾート」を見つけました。

 

ここは、スキー場として開発された場所で、春から秋にかけては季節の花が咲いて、ハイキングにもってこいのところです。

そして、その行き着く先には「入笠山(にゅうかさやま)」という標高1955mの山があります。 1800m近くまではゴンドラで行けるので、実質、200mほどの登りで山頂に到着できるのです。

 

JRの駅からほど近いのもあって、2日目は入笠山に出かけることにしました。

で、山頂を目指して山登りをしたのですが、途中で婆さんが半ギレになりまして・・・。

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富士見パノラマリゾート・八ヶ岳、入笠山トレッキング・すずらん群生地・すずらん群落地・花の宝庫・MTB・恋人の聖地

78歳で標高2000mに挑戦?!

入笠山に登る話を婆さんにしたところ、

「アタシ、行けるかなぁ?」

と結構、不安そうな反応でした。

そのくせ、毎日、雨が降らなければ近所を2~3km散歩しているだとか、週に3日は近くのプールに行って1時間ほど泳いでいるとか、7月には四国に旅行に行って金比羅さんの階段を昇りきったなど、体力自慢と言うか「大丈夫アピール」を始めたのです。

 

これは、

「行くには行きたいけど、もし迷惑をかけるようなことがあったら、と悩んでいるんだろうな」

と思い、

「だったら、入笠山に登るかどうかは、その時に判断することにして、とりあえず当日は、そこに行きましょう。頂上まで登るにしても、無理そうだったら途中でやめれば良いんだし」

と言うと、

「じゃあ、そうしようかしら」

で、決定となりました。

 

富士見パノラマリゾート

当日、電車とタクシーを乗り継ぎ、富士見パノラマリゾートへ。

まずはゴンドラに乗って、頂上駅に到着しました。

あいにくのお天気、視界はあまりよくなかったのですが、十分、高度を感じられました。

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マウンテンバイクで山下りを楽しんでいる人たちも大勢います。

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ゴンドラから見たサイクリングロードは、急な坂道で道幅も狭く、おまけに、すぐ脇は崖になっている場所もあり、メチャクチャ怖そうでした。

 

入笠湿原

ゴンドラ山頂駅からジャリ道を登り、林道を少し下ると、「入笠湿原」が見えてきます。

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おそらく、木々を伐採のうえ整備したのでしょう、起伏はありますが、かなり広々とした場所に到着です。

ここにはたくさんの花々が咲き乱れている・・・はずなのですが、残念なことにあまり、咲いていませんでした。

まったくゼロということではありません。 写真に収めれば、それなりに撮影はできます。

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でもねぇ・・・、思っていたよりも全然、少なかったんですよね。

本当の見ごろは、7月から8月の上旬あたりまでで、それ以外はあんまり咲いていないみたいですよ。

 

入笠山に向かうも婆さんが半ギレに

「入笠湿原」はゆっくり過ごす場所でもないな、ということで先に進みます。

上り下りがあるので、疲れてきたのでしょうね、このあたりから、婆さんはだんだんと不機嫌になってきます。

 

日頃は温厚で、愚痴も弱音もあまり言わない人なのですが、

「いつになったら着くの?まだなの?」

「なに?次は右?右に行けばすぐ頂上なの?」

と口調がきつくなってきたのです。

 

そして、

「すぐだって言ってたのに、ちょっとも着きやしないじゃない」

「もう!どうなってんのよ?!」

半ギレ状態になってしまったんです。

 

口数は少なめながら、発する言葉は刺々しいものばかり。

婆さんの怒りといら立ちがヒシヒシと伝わってきます。

「これはヤバイな」と思っていたところ、登山口にある山小屋に到着し、しばし休憩することに。

 

すると婆さんは、

「アタシはもう無理だから、あんたたちで登ってきなさい。ここで待っててあげるから」

と、ギブアップ宣言です。

 

山頂までのコースタイムは、往復で1時間程度で、さすがに婆さんを一人で待たせるのは可哀想だし、ただでさえ悪くなっている機嫌がもっと悪くなるのは間違いありません。

なので、頂上はあきらめて、麓に引き返すことにしました。

 

 

ソフトクリームで機嫌が良くなる

帰り道は、記念撮影をしながら超ゆっくり進みました。

下り坂だったので、婆さんとしても、まあ耐えられる行程だったのでしょう、文句は言わなくなり、山頂駅に戻ってソフトクリームを買ってあげたら、いつもの温厚な婆さんに戻っておりました。

 

そして、半分以上はリップサービスでしょうけど、

「頂上までいけなくてごめんね。でも、あんなに高いところは初めてだから、楽しかった。ありがとう」

と、言っておりました。

 

実の娘は恐るべし

そもそも、入笠山に婆さんを連れて登ろうと言い出したのは、実の娘である嫁さんです。

なので、婆さんが半ギレになった責任の半分以上は嫁さんにあるわけなんですが、嫁本人は全く気にしておらず、婆さんが不機嫌になっていても素知らぬ顔だったんです。

 

私が、

「婆さん、けっこう、怒ってるけど大丈夫か?」

と聞いても、

「大丈夫だよ。無理だと思ったら、自分から言ってくるから放っといていいよ」

と。

実の娘は恐るべし、と感じたひとときでした、ね。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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