全国旅行支援を活用して、札幌・定山渓2泊3日の旅行に行ってきました!
目的はグルメ。
嫁さんと次男の3人で、観光らしい観光はまったくせずに、ただただ、ひたすらに食べまくる旅行です。
有名店をリサーチして訪れた店5店、行列に並んだ待ち時間の合計は290分になりました。
こちらでは、旅行の行程をベースに、食べたものと宿の紹介も行っていきます。
*かなり辛口のコメントもありますが、あくまで私個人の率直な感想として記しています。
12月2日(金)
コーンぱん(JAびえい 美瑛選果 新千歳空港店)
08:00羽田空港発ANA 053便で出発、新千歳空港には09:30着。
まず最初に間食としていただいたのが、
「JAびえい 美瑛選果 新千歳空港店」のコーンぱん
です。
ウチは旅行に行ったらイの一番に訪れるのがお目当てのパン屋さん。
今回は空港内にある店で、飛行機が到着後、店を訪れたのが10時前で、すでに長蛇の列ができています。
並んだとたんに店員から
「10時焼き上がりのコーンぱんはすでに売り切れで、次回は11:15頃となりますが・・・」
とのお言葉が。
嫁さんに「どうすんの?」と聞くと、「絶対に食べたい」とワガママな回答があり、そのまま並ぶことに。
途中交代しながら待つこと70分、ようやっと焼き立てのコーンぱんをゲットできました。
近くのテーブルで早速、あつあつのぱんをいただいます。
コーンぱんは、アンパンのあんこの代わりにとうもろこしの粒がびっしりと詰まったもの。気をつけて食べないと、コーンがぼろぼろとこぼれ落ちます。
甘みのあるコーンが絶妙で、これまで食べたことのない味わいでした。
ちなみに11:15分ももちろん販売前から売り切れで、そのときに出来ていた行列の最後の方の人たちは、次回(14:00の3時間待ち!)に向けて待機されていました。
「おそるべし、コーンぱん」です。
*待ち時間:70分
スープカレー(らっきょ 札幌エスタ店)
JRで札幌駅に移動後、昼食でスープカレーをいただきます。
向かったのは札幌駅前ビル・札幌エスタにある
「らっきょ」
というスープカレー屋さん。
当初は、11:30頃に到着する予定だったのですが、新千歳空港でコーンぱんをゲットするのに行列に並んだため、いきなり90分近くの遅延発生です。
お昼ごはん時間にかちあったため、当然のように行列はできていましたが、待ち時間は30分と思ったほど並ばなくて済みました。
私と次男がいただいたのは、道産チキンのスープカレーで、生まれて初めてスープカレーをいただきました。。
辛さが選べたので、少し辛めでオーダーしたところ、これが結構辛かったです。
ニワトリが半羽入っていて、柔らかく煮込まれています。
スパイス、特にコショウがしっかりと効いていて、スープ状ではありますが濃厚な味わいでした。
ちなみに嫁さんは、季節野菜のスープカレーを少し辛めでオーダーしておりました。
*待ち時間:30分
悠久の宿白糸での夕食
14:15札幌駅発バス・かっぱライナーで移動し、15:15頃に「定山渓温泉 悠久の宿白糸」に到着です。
本当は・・・、行ってみたいホテルがあったのですが残念ながら満室。
そこで料理の評判の良いこちらの宿にしました。
古い木造のこじんまりとした宿で、囲炉裏スペースもあり、キレイに清掃されています。
が、庭などはなく入り口も歩道に直接、面した旅館で、部屋も普通です。
ここまでは覚悟していたのですが、たまたま、宿のすぐ目の前の道路ががっつり工事中で工事車両が常に行き交い、おまけに宿も工事中で建物全体に足場が組まれてネットが張られている状況で(ホームページでの告知なし)、あと、温泉宿なのに、お風呂場に不具合があったりで・・・、温泉旅行気分は全く味わうことができませんでした。
しかし!お目当ての夕食はものすごく豪勢で、これだけは大満足でした。
全部で11種類の料理が出てきて、どれもおいしかったです。
中でもおいしかったのが、「山海焼き」のいわなの串焼きとスペアリブ。
鍋に熱々に熱した石を敷き詰め、そのうえに料理が載せられているので、程よい温かさでいただけます。
いわなは程よい塩加減でじっくり焼かれているものを丸かじり、スペアリブはチャーシューっぽいしょう油系のさっぱりした味付けで、すごく柔らかいもの。
それと、ラストに出てきた天ぷらもビックリするほどサクサクで、美味しかったです。
大満足の料理、その量があまりに多すぎて、不本意ながら、けっこう残してしまいました・・・。
12月3日(土)
悠久の宿白糸の朝食(しょぼ過ぎ)
朝8時に宿の朝食をいただきます。
夕食が物凄く豪勢だったので、さぞや朝食も!と思いきや・・・、何の変哲もない、というか、めったに見ないくらいしょぼいもので、一瞬、我が目を疑いました・・・。
ちなみに台物は、ベーコンエッグです。
今回は旅行パックで予約したため、宿の宿泊料を把握していなかったのですが、帰宅後に調べてみたら、一人あたり税込みで19,800円でした。
たしかに夕食はものすごく豪勢で満足しています。
しかし、(たまたま工事中だった、というマイナスポイントはあるにせよ)夕食以外は何一つ良いところがなく、さらに温泉旅館なのにお風呂場がダメという致命的な問題があるのに、「さすがにこの値段はないでしょう」、というのが率直な感想です。
全国旅行支援を利用できたし、一人あたり3,000円のクーポンをもらってはいるので、まだ気持ちの納めようもありますが、もし、こういった特典なく泊まっていたら、
「せっかく遠いところまで来たのにこれかよ?!わかっていたら、もう少し高くても別の宿にしていたのに」
と、かなり腹が立っただろうなと思います。
(あと、口コミサイトやブログに書く人は、事実に反するいい加減なヨイショ話は書かないでもらいたいものです)
回転すし(活一鮮 南3条店)
10:40バス停・白糸の滝発のかっぱライナーに乗り、11:30すすきの下車。
本日の宿泊地「からくさホテル札幌」で荷物を預けたあと、目の前の屋上に観覧車のあるビル地下1階の
回転すし 活一鮮 南3条店
で昼食をいただきました。
こちらは「回転すし」ではありましたが、回っているのはおすすめのネタが表示されたパネルで、握られたお寿司は手渡しされるスタイルでした。
夕食に向け、あまり食べ過ぎないようにしよう!と言いつつ、いろいろとたくさん注文してしまいました。
まずはウニ。
色目は茶色で、いかにも「うに!」という黄金色とはほど遠かったのですが、すごくおいしかったです。
ほたての炙り。私的にはこれが一番おいしかった。
この店のオリジナル?北海道宝石軍艦です。
うに、いくら、ほたて、数の子と4種類のネタの豪勢な一品。
ですが、お味的には何が何やらよくわからん微妙なものでした。
サーモンの炙りとマヨネーズがかかったもの。
北海道名物?のザンギのロール。これはお寿司って味わいではなかったです。
中とろ。これも美味しかったです。
すすきの近辺にはたくさんのお寿司屋さんがあって、どこにしようか迷ってしまいますが、この「活一鮮 南3条店」は、とってもおいしくて、料金も納得のお店でした。
*待ち時間:40分
パフェ(ミルク&パフェよつ葉WhiteCosy)
すすきのでお寿司を堪能したあと、ブラブラと散歩しながらJR札幌駅近くまで。
お目当ては、バターなどの乳製品で有名な「よつ葉乳業」が運営するカフェ、「ミルク&パフェよつ葉WhiteCosy」です。
店先にはすでに行列が・・・。店頭にあるマシーンを見ると。
60分待ちの表示です。
「また待つのかよぉ・・・」
と思いましたが、こちらは順番待ちチケットを発行していて、そこに印字されているバーコードをスマホで読み取ると、待ち人数が表示されるスタイル。
さらに登録すれば、入店の順番が来たことをメールで知らせてくれます。
この時点で「待ち人数43番目」でしたので、駅ビルのショップを見て回って時間を潰すことに。
結果、待った時間は「100分」となりました(と言っても、ほとんど別の場所にいたのですが)。
注文したのはこちら!
定番の「よつ葉の白いパフェ」。
「北海道産かぼちゃとあずきの和風モンブランパフェ」。
「生チョコとバナナの王道パフェ」。
デザート系の店に行ったとき、いつもなら自分は注文せずにコーヒーなどで済ませるのですが、今回はオーダーしました。
さすがのよつ葉乳業!どれもこれもミルク感がすごかったです。
どれもボリュームたっぷりで、すごくおいしかったです
*待ち時間:100分
ジンギスカン(だるま 6.4店)
パフェを堪能したあと、一度、ホテルに戻ってしばし休憩。
午後7時を回った頃に向かったのがジンギスカンの「だるま」です。
札幌と言えばジンギスカン、ジンギスカンと言えば「だるま」と言われるくらい超有名なお店。
狭いエリアに複数の店舗を構えながら、どこも行列ができる繁盛店です。
過去、札幌に出張した際に何度か訪れていたのですが、今回は約15年ぶりでの訪店になりました(嫁、次男は初めて)。
私たちが向かったのは「だるま6.4店」。各お店の中で唯一、ビール「サッポロクラシック」が飲めるのでこちらをチョイス。
ある程度の行列を覚悟していたものの、並んでいたのは店外には2組だけ。
これは早く入れそうだと思ったのですが・・・、店内の待ちスペースには10組以上が順番待ちしていました。
で、並ぶこと50分。ようやっとカウンターに座れました。
「だるま」では、最初に「野菜焼き」(玉ねぎ、ピーマン、ねぎでもやしはありません)が出されます。
最初に生ビールで乾杯したあと、ジンギスカン3人前にヒレ、上肉を1人前ずつオーダー。
追加でジンギスカン2人前、ヒレ、上肉を1人前ずつと、それぞれライスをお願いしました。
右がジンギスカン、左が上肉です。
(店内は原則撮影禁止だったため、ほとんど写真を撮っていません。また、焼き始めてから撮影しているので、肉の量が少ないですが、ほんとうはもうちょっと盛られていました)
上に乗っかっているのがヒレ、右のひっくり返しているのが上肉です。
どのお肉も柔らかい、ジンギスカン特有の臭みもありません。
また、独特の味わいのつけダレがすごく良くて、本当においしかったです。
ただ・・・、ジンギスカンなのにすごく値段が高かったです。
15年前と比べるのはどうよ?とは思いますが、その頃はお腹いっぱい食べて飲んでも一人3,000円かからなかった記憶があります。
なのに、今回は一人5,000円弱もかかりました。
一皿あたりの単価が上がり、肉の盛りもかなり少なくなっているように思います。
おいしいのはおいしいですし、なんと言っても超有名店なので、一度は行くのも良いとは思います。
が、わざわざ行列に並び高いお金を払ってまで食べるほどの価値があるかと問われると・・・、まあ、あまり積極的にはおすすめできないですね。
(観光的には「サッポロビール園」のほうが全然良いかも)
*待ち時間:50分
「だるま」を後に、夜のすすきのの街をブラブラしながらホテルに戻りました。
外はすごく寒かったけれど、土曜日の夜だけあって、たくさんの人出で賑わっていましたね。
予定では、ラーメン横丁かホテルの近くにある「空・本店」で〆のラーメンを食べる計画ではありましたが、さすがに食べ過ぎでパスしました。
12月4日(日)
「からくさホテル札幌」の朝食
札幌グルメ旅、最終日。朝食は「からくさホテル札幌」でいただきました。
ホテル自体はすごくリーゾナブルな価格のビジネスホテルだったので、朝食は全然期待していなかったのですが、これがすごく豪勢でした。
和洋織り交ぜたバイキングで、洋は定番のものが一通り揃っていました。
そして、和の方は、今、流行?の海鮮がサーブされています。
いくら、ほたて、ねぎとろ、いかと新鮮な魚介が揃っています。
函館のホテルで、いくらのかけ放題を売りにした朝食バイキング戦争が繰り広げられているってな話を聞いておりましたが、普通のビジネスホテルでも、同じ海鮮が食べられて、とっても嬉しかったです。
見た目鮮やかな花咲ガニの鉄砲汁。
チキンのスープカレーに、トッピング用のじゃがいも。
いろいろ食べたいものはいっぱいあったのですが、残念ながらあまりお腹が空いていなかったため、海鮮丼に絞っていただきました。
さて、2泊目に宿泊した「からくさホテル札幌」について。
すすきのの交差点にほど近く、商店街「狸小路」にも接するとても良い立地にあります。
ホテルは改装間なしなのでしょうか?すごくキレイでしたし、防音もしっかりしていましたね。
部屋にはシャワーブースしかなかったものの、館内には温泉大浴場があり、ゆったりとお風呂に入れます。
そして、ソフトドリンクの飲み放題に、ピーナッツやあられなどのお酒のつまみなども無料で用意されおり、歯ブラシなどのアメニティ系も自由に持っていけるスタイル。
朝食は上述のとおり、期待を大きく上回る豪勢なものです。
ホテルを探すとき、「すすきの近辺で泊まれたらいいや」ぐらいの気持ちで、リーゾナブルなこちらを選んだところ、大正解でした。
なお、宿泊客の8割ぐらいは大陸からのインバウンドでは?と思うくらい、ホテル内は外国人だらけでした。
空港での昼食は見送り
10時過ぎにホテルをチェックアウトして、早めに千歳空港に向かいます。
当初予定していた「花畑牧場 RACLETTE ~ラクレットチーズ専門店~」で、トロトロチーズのラクレットを食べるか、まだ食べていないラーメンをいただくか、どうしようか?みたいに話はしたものの、3人とも
「全然、お腹が空いていない」
ため、昼食は見送り。
土産物屋で買い物をして、13:30札幌空港発の飛行機で帰京しました。
グルメ旅でお腹いっぱい、グルメ旅はお腹いっぱい
札幌・定山渓で観光せずに食べまくる2泊3日のグルメ旅行。
ここまで、観光らしいことは一切せず、ひたすら食べまくった旅行は初めてで、「もうこれ以上はムリ」ってくらいグルメ旅でお腹いっぱいになりました。
そして、ご飯を食べるために行列に長時間、行列に並んだのも初めてです。
集計してみたら、5店での行列待ち時間の合計が290分。
おいしいものを食べる、あるいは、有名なものを食べるためには、相当の覚悟を持って並ばなきゃってことなんでしょうけど、さすがにもういいやって感じで、グルメ旅はお腹いっぱいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。