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お出かけ

お盆にペルセウス座流星群がやって来る!夜空を見上げて流れ星をみつけよう!

星に願いを!

星が流れている間に、願い事を三度唱えるとその願いは叶う、なんて言われていますよね。

その願いを叶えるためには、流れ星をたくさん見つけることが大切。

 

今回は、たくさんの流れ星を見ることができる「流星群」、そして、お盆にやってくるペルセウス座流星群について書いていきます。

 

流れ星で有名なおまじない「マネー・マネー・マネー」

流れ星にお願いするおまじないで有名なのが「マネー・マネー・マネー」。

お読みいただいたとおり、流れ星に向かって

「金・金・金!」

って叫ぶというもの。

流れ星が見えている間に言えたら、お金持ちになれるっておまじないです。

 

なんともまあ、俗物感まるだしのおまじないですが、これ、やろうと思っても、まず、できないんですよねぇ。

流れ星が流れるのは、ほんの一瞬。叫ぶ間もなく消えてしまいますから。

 

おまじないが成功する確率は限りなく低いですが、もし、流れ星をたくさん見ることができたら、少しは確率も上がるかも?です。

そして、流れ星をたくさん見られるチャンスがあります。

それは流星群がやってくるときに、夜空を見上げることなんですね。

 

三大流星群

毎年、決まってたくさんの流れ星を見られる期間があります。

お正月とお盆、それにクリスマスの少し前という3つの期間。

この時期になると、流星群がやってきて、たくさんの流れ星を見られるんですよね。

 

3つの流星群とは、

  • 「しぶんぎ(四分儀)座流星群」(1月2日~5日)
  • 「ペルセウス座流星群」(8月12日~15日)
  • 「ふたご座流星群」(12月11日~14日)

で、総称して三大流星群と呼ばれています。

 

これら以外にも、流星群と呼ばれるものはいくつもありますが、毎年ほとんど同じ時期にやってくることと、たくさんの流れ星が見られることから、「三大流星群」と呼ばれています。

そして、一番流れ星の数が多いと言われているのが、お盆の時期にやってくる

「ペルセウス座流星群」

なんです。

 

世間的には、お盆休みの真っ最中に、夜空ではたくさんの流れ星が飛び交っているんですね。

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ペルセウス座流星群

ペルセウス座流星群が極大(2019年8月) | 国立天文台(NAOJ)

 

ペルセウス座流星群はどうすれば見られる?

たくさんの「流れ星」を楽しめる「ペルセウス座流星群」

どうすれば見られるの?なんですが・・・、ぶっちゃけ、天気次第です。

夜、空が晴れていて星が見えるようであればOK! だけど、曇りだったり、雨が降っているとアウト!です。

流れ星を見られるかどうかは、天気という「運」次第なんですよね。

 

お盆の期間、天気が良くて夜空に星が出ていたら、北東の方角を見てください。

ピーク時には、1時間で40個ほどの流星が現れるので、数分間、夜空を見上げていると、いくつも流れ星を見ることができますよ。

 

ペルセウス座流星群をもっと楽しむためには

お盆休みは、ペルセウス座流星群を楽しもう!と言う方は、以下をご参考にしてください。

ピーク

今年のピークは、13日の夜半(12日の夜中過ぎ)から未明まで、その次は13日から明け方までが一番たくさんの流れ星が見られると予測されています。

ただ、今年(2019年)は、星空観察の最大の敵、月明かりの影響が強いため、コンディション的には厳しいものがありそうです。

 

観察場所

流星群を見るなら、できるだけ視界が開けていて、しかも、暗い場所が良いです。

流れ星は、とても広い範囲で流れますので、視界が広ければ広いほど、見られる確率が高まります。

また、流れ星は、すごく明るいのもあれば暗いものも。

近くに街灯や店舗の照明などがあると、その光に負けて見えない流れ星もあります。

たくさんの流れ星を楽しみたいなら、できるだけ暗い場所で観察しましょう。

 

その他

以下、流れ星観察を行う上での注意事項です。

  • お盆の時期でも、場所によっては夜は冷えます。最低限の防寒の準備を
  • 絶好の流星群観察スポットでは、ガチで観測されている天文愛好家の方々が大勢います。騒ぐと怒られます。
  • 明るい懐中電灯で照らすのはNG行為。光量の少ない懐中電灯を、移動時のみ使うようにしましょう
  • ブルーシートなどで寝転がって観測すると良いですよ

 

大菩薩峠でペルセウス座流星群を見てきました

私、趣味のひとつとして、たまに山登りに出かけています。

で、数年前、登山かたがたペルセウス座流星群を見に、大菩薩峠に登りました。

山の上は広々としていますし、低い雲に邪魔をされず、また、周りに光害はありませんので、流れ星を見るには絶好なんですよね。

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大菩薩峠

 

大菩薩嶺は山梨県にある日本100名山のひとつ。

標高2057mで、そんなに高くなく、登山道も整備されているのでとっても登りやすいですし、何より登っている途中から見る富士山や湖がとってもキレイなんです。

(大菩薩嶺の山頂は、まわりに木が生えていて眺望はありません)

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*上の2枚の写真は秋に登ったときに撮ったものです。お盆の時期に富士山の冠雪はありません。

 

 

山頂から下ったところに「介山荘」というしっかりした山小屋あり、そこで宿泊です。

当日はとても雲が多く、これじゃあ「流星は見られないかなぁ」と思っていたのです。

外に出て、うらめしげに空を見ていたら、山小屋の先代のご主人から、

「もう少ししたら雨が降るよ。そしたら気温が下がって一気に晴れ上がるから。楽しみにしていなさい

と言われました。

 

夕刻(と言っても4時くらい?)、まさに話し通りにどしゃぶりになりました。

しばらく続いた大雨もやがて上がり、雲の切れ間から陽射しが入ってきたのです。

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どんどんと雲がなくなり、青空が広がっていきます。先代のご主人が言ってたとおり、大雨が降って、その後、見事に晴れ上がってくれました!

そして、流れ星が多くなる夜半は満点の星空となっています。

真夜中、持参したブルーシートを広げ、簡易毛布にくるまって、寝ころがります。

(お盆の季節ですが、標高2000mの夜半は、気温が10度以下になって、寒いんですよね)

すると、あちらこちらで、流れ星が飛びまくります。

これでもか!っていうくらい、たくさんの流れ星を存分に楽しむことが出来ました。

大菩薩嶺は、ペルセウス座流星群の観察はもちろん、山登りの場所としても、とても良いところです。

ご興味のある方は、ぜひ、どうぞ。

 

終わりに

最大流星群のうち、「しぶんぎ座流星群」と「ふたご座流星群」は、やってくるのが真冬なので流星観測には、とってもつらいものがあります。

 

だけど、「ペルセウス座流星群」は、夏の流星群。

長い時間、外に出ていられるので、その分だけたくさんの流れ星を楽しむことができます。

お盆の季節、もし、この記事を覚えていたら、そして、夜中に星空が見えるようだったら、しばらく、夜空を眺めてみて下さい。

きっと、流れ星をみつけることができますよ!

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

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