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【中まで入れます】最強のパワースポット「皇居」を散策しよう

 

風水最強のパワースポット「皇居」

ここ最近、「風水」に強く興味を持つようになりまして、読みやすそうな本を片っ端から漁っております。

「風水」と聞くと、なにか胡散臭さを感じる人もいるでしょうし、「風水」で言われていることを、ただのこじつけとか、語呂合わせのように捉えている人もいるかもしれませんね。

実際、何冊か本を読んでいると、書かれている内容が微妙にちがっているのに気がつきます。

一言で「風水」と言っても、いろいろな流派があり、それぞれで解釈が違っているようで、どっちが正しいの?と思うことも。

そして、中には「いくらなんでも、それは強引過ぎるでしょ」と、ツッコミを入れたくなるようなおバカなことが、結構、書かれているのです。

そういうのを見つけるのも、おもしろいのですが・・・。

 

さて、こうやって読んでいる本の中で、「心を癒す風水パワースポット45」という本を見つけました。

冒頭に、「龍脈・龍穴」という大地のパワーの流れからはじまって、メインのパワースポットの紹介へと続いていくといった内容。

北は青森県の恐山から、南は鹿児島県の高千穂峰まで、著者が自ら足を運んだ場所が45ヶ所、紹介されています。

パワースポットとして有名な場所がほとんどですが、有名なのに載っていないスポットもあります。

 

本文に、

「お金に目が眩んだ僧侶や宮司しかいない場所に、大地のパワーが湧き出るとは考えられない」

と言う記述がありましたので、しっかりと現地を訪問して、そのような場所を排除した一冊なのだろうと思います。

心を癒す風水パワースポット45」で、「すべての面で万能のパワー」があるスポットとして紹介されているのが、『皇居』なのです。

「これは行かねば!」、ということで行ってきました。

 

桜田門からスタート

『皇居』の近くに行くことはあっても、そのものズバリを目的に行ったのは、中学校の修学旅行以来です。

地下鉄有楽町線の「桜田門駅」からスタートしました。 駅の階段を昇ると、国会議事堂や警視庁といったおなじみの建物が目に入ってきます。

 

そして、桜田門を通ります。

本や映画などで、警視庁の人が「桜田門をなめるんじゃねえ」というセリフを目にすることがあります。 警視庁の俗称としての知名度が高いようですが、やっぱり思い出すのは「桜田門外の変」。 この歴史的事件は、どうやらこの写真のあたりで起きたようですね。

 

やっぱり何かがあるのか?

心を癒す風水パワースポット45」によると、この桜田門をくぐったところから、二重橋を通って、坂下門のあたりまでが、強いエネルギーが感じられるところなのだそうです。

門をくぐり、さらに進んで後ろを振り返った写真がこちら。

はい、わかってます。 ただの光の加減で、たまたま写り込んだだけってことなんですよね。

十分、わかっています。が、パワースポットと呼ばれるところでシャッターを押したとたん、こんなのが写ると、否が応でもテンションは上がってしまいます。

 

さらに歩を進めます。 柳の枝が、風でなびいているのが見て取れると思います。

私が立っている場所は、柳から10メートルほど離れていたのですが、一切、風が吹いておりませんでした。 実際に風を感じたのは、2~3メートルまで近づいたときです。

これも、ビル風などの関係で、たまたま風の流れがそうだったのでしょう。 でも、やっぱり何かがあるのか?となんか不思議な感じがしましたね。

 

有名な二重橋に到着。

このあたりは、”団体さん”が、ひっきりなしにバスでやってきて、大賑わいでした。

 

そして、坂下門に到着。 ここに至っても、残念ながら、私は「気」を感じることはありませんでした。

 

『皇居』の中に入れる?

さらに歩を進め桔梗門に。

なぜか、大勢の人が門の中から出てくるのです。 門の前の派出所には、「立ち入り禁止」の表示があるのに、見るからに観光中の一般人が出てきます。

「なんだろう?」と思っていたら、日本語がメチャクチャ上手な欧米系の人が、おまわりさんに

「俺も入りたいんだけど、どうすればいいんだ?」

と質問していました。

 

それに対して、

「今は受付時間を過ぎたので入れません。明日、朝の9時半か、昼の1時にここに来てください。そうすれば、中に入れます」

との答え。

 

え?『皇居』の中に入れるの?

 

正月や誕生日に参賀できるのは知っていました。

でも、それは特別な行事のときだけであり、普通の日に一般人が皇居に入れるとは、思ってもみなかったのです。

ところが、おまわりさんの話だと、時間と人数の制限はあるものの、『皇居』の中に入れるようなのですね。

 

東京都民になってから20年以上経ちますが、恥ずかしながら今日の今日まで、皇居に入れることを知りませんでした。

それにしても、盗み聞きしててよかった~。 あたりを見回したところ、特にパンフレットなどは無かったので、「帰ったらネットで調べて、来週あたりに再訪問しよう!」と、嬉しくなっておりました。

 

こっちは、中まで入れた!

再び歩を進めて大手門に。

すると、ここでも中から人が出てくるのです。 どうなっているのかと、さらに進むと、「受付所」と書かれた建物が見えてきました。

 

おそるおそる受付に近づくと、ニッコリ笑顔で「はい、どうぞ」と渡してくれたのがこれ。

 

なんと、皇居に入ることができました!

ここは「皇居東御苑」という皇居の一角にある庭園で、誰でもすぐに入れる場所。 全く予期していなかっただけに、(心の中で)大喜びです。

 

再度、テンションを上げながら、資料館や番所などを見つつ、石垣の間を上ると・・・。 こんなに、広くてキレイな芝生が! しかも、ほとんど人がいないのです。

奥に見える石垣は天守台。昔、天守閣があった場所です。

江戸城をイメージする

天守台、近くに寄ると・・・。 石垣の高さと広さは、姫路城や大阪城に比べると小さいのでは?と思いましたが、ここには外観5層、内部6階、地上からの高さ58メートルの大天守閣があったのですね。

 

有名な「振り袖火事」で焼失後、再建されなかったそうですが・・・、徳川家康や家光がここにいたんだなぁと。

 

そして、天守台から芝生を見ると・・・。 芝生の手前は「大奥」、テレビでよく出てくる大広間は、ずっと向こうのほう。

忠臣蔵で有名な「松の廊下」は、芝生の右側で寝転がっている人の先に生えている松の向こうあたりのようですね。

 

帰りは、一番近くの北桔橋門から退出。 こうやって、『皇居』の中に入り、江戸城を思い浮かべ、とても有意義な時間を過ごすことが出来ました。

コースのおさらい

今日、歩いたコースの位置関係は上の地図の数字の並びになります。 黄色の円内が、皇居の中の「皇居東御苑」です。

  1. 桜田門
  2. 桔梗門(要・受付の入場口、ここまでが「気」の強いエリア)
  3. 大手門
  4. 芝生
  5. 天守台
  6. 北桔橋門

 

皇居参観について

帰宅後、宮内庁のHPを見たら、皇居に入れることなどがしっかりと掲載されておりました。 そして、案内図も掲載されていました。 宮内庁のHPでは、各施設等が写真入りで紹介されています。

ご参考まで。 宮内庁HP 皇居の施設案内 一般参観コースは、より興味深い施設を見ることができそうです。 やっぱり、これは行かねばならないです。

 

おわりに

さて、今回の訪問目的である、パワースポットの「気」を感じることは出来ませんでしたが、端から思いもしなかった場所を見ることができて、本当によかったです。

皇居の中まで入れると知らなかった方、そして、まだ入ったことがない方、一度、訪れて見てはいかがでしょうか?

特に、芝生広場は、人もいなくて「穴場」ですよ!

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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