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ライフログ

ワーケーションとは?その意味と思いついた問題点と感じた「うさん臭さ」

 

「GoToトラベル」キャンペーンでいろいろな問題が噴出していますよね。

昨日(2020年7月27日)のニュースを見ていたら、「GoToトラベル」に関連して菅官房長官が「ワーケーション」なる言葉を発していました。

 

「ワーケーションとは、一体なんのこと?」

私にとっては初耳で、疑問に思って調べてみたら、実はけっこう前から言われていた言葉だったんです。

国から補助金が出ていますし、特に和歌山県や長野県などの地方自治体では、けっこうガチで取り組んでおりました。

 

そこでこちらでは、「ワーケーション」について、その意味などざっくりと調べたこととあわせて個人的に思いついた問題点、そして、感じたうさん臭さなんかを書きたいと思います。

 

ワーケーションとは

ワーケーションとは

ワーク:仕事、働く、work

バケーション:休暇、vacation

を足した造語のこと。

観光地やリゾート地、温泉街など一般的に休暇で過ごすエリアで、休みを取りながらテレワークで働くことを意味しています。

 

もともとIT化が急に進んだ2000年代にアメリカで始まったものだそうで、日本でも環境省が支援事業をやっていますし、2019年11月には「ワーケーション自治体協議会」が設立されるなど、すでに始まっていたことでした。

<参考 環境省HP>

令和2年度地方公共団体・事業者向け支援事業【令和2年度補正予算及び国際観光旅客税等】

 

ワーケーション自治体協議会

ワーケーションそのものを簡単に書けば、「都会で仕事をしている人が、地方観光地で滞在しながらリモートで働く」ということ。

働く人にとっては、都会の密集状態による弊害が解消されるというメリットがあります。

が、それ以上に、

観光地などでもっともっと多くの人に来てもらいたい地域

にとっては、ワーケーションはとってもありがたいお話。

人が来てお金を落としてくれれば、それだけ地元経済が潤いますからね。

 

ということで、ワーケーションを進めていきたい7道県と58市町村で「ワーケーション自治体協議会」というものが設立されていて、活動内容を調べていたら、特に積極的にがんばっているのが和歌山県と長野県。

どちらも、観光資源はたくさんあって、温泉宿も充実しているし、おまけに首都圏や大阪圏といった人口の多いエリアにほど近い場所。

都会で働く人たちが

「今週は、ちょっとワーケーションで長野県に行ってくるね~」

なんて場面がイメージできますね。

 

ワーケーションで思いつく問題

すでに「ワーケーション自治体協議会」が設立され、多くの自治体が予算を組んで取り組みを始めていたワーケーションですが、これまで最大のネックだったのが「労働環境の整備」と「労務管理」の2つ。

平たく書くと

  1. ちゃんと仕事ができる状態にできるか?
  2. 実際に働いているかをどのようにして管理するか?

です。

 

仕事ができる状態にできるか?

1の「ちゃんと仕事ができる状態にできるか?」ですが、これはコロナ禍によるテレワークの普及で、大きな前進がありましたよね。

去年まで「働き方改革だ!」と掛け声は勇ましくても、実際には何も改革されないケースが多かったでしょうけど、コロナの影響で強制的に在宅勤務とせざるを得なくなったため、一気にテレワークが進み、仕事のスタイルとして浸透しているように思えます。

 

それに、菅官房長官が

ワーケーションを促進するため、wifiを導入するホテルや旅館にはサポートする

とおっしゃっていますので、これを機会に

「ウチもやってみるか!」

という宿は増えるでしょうから、ハードの面での「労働環境」は整備されていきますよね。

 

*サポートする=補助金を出すということですから、これまた税金がつぎ込まれるわけですが・・・。「GoToトラベル」をはじめ、観光業界にずいぶんとお金を出したがってるなぁというのが個人的な感想ですが・・・。

 

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労務管理をどうするか?

2つ目の実際に働いているかをどのようにして管理するか?は、ほとんどが企業サイドの問題ですが、これがなかなか難しいですよね。

 

今、テレワークをしている人で、パソコンの接続状況によって「労働時間管理」されている人が多いって聞きます。

中には46時中、ZoomやSkypeの画面を立ち上げていて、「映像」でもってチェックされている人もいるっしゃるって聞きますが・・・これって、めちゃくちゃキツイですよね?

 

このように、「労働=拘束時間」っていう考えに縛られている会社がたくさんある中で、わざわざリゾート地や観光地に行って仕事をする人がどれくらいいるのか?疑問です。

現実問題として、ワーケーション中の旅費や滞在費はかかるのに、多くの時間を仕事で拘束(監視)されるわけですから、だったら

「休暇」を取って、後ろめたさなく楽しむ

という人の方が多い気がします。

 

なので、ワーケーションを実現のものとするためには、ワークもバケーションも一緒くたでOKというくらい、企業が思い切った「労務管理改革」を行わないとムリというのが私の考えです。

 

私ごとで恐縮ですが、私自身の労務管理は完全フリーで、出社したい日に出社し、テレワーク時は、終業メールを上司に送るだけ、しかも、当日の業務報告は不要という恵まれた環境です。

ただし、機密漏洩防止の観点から、「テレワークは必ず自宅で行うこと」がルール化されています。

もし、「テレワークは必ず自宅で行うこと」というタガが外れたら、喜んでワーケーションに出かけますけど、なかなか難しいでしょうね。

 

ワーケーションで感じたうさん臭さ

余談ですが、「ワーケーション」って言葉を聞いた瞬間、「うさん臭さ」とともに、下の写真が頭の中で浮かびました。

この写真、もしくは、これに近い「リゾート地の海辺でパソコンで仕事をするサラリーマン」の写真、ご覧になったことはありませんか?

 

私が、頻繁に目にしてたのは、副業などの「儲け話」を勧誘する「うさん臭い」サイトで使われているものです。

 

勧誘サイトは、だいたい

  1. 自分はうだつのあがらないダメなヤツだった
  2. 会社でこき使われてイヤになっていた
  3. そんなときに出会ったのが、ある「ノウハウ」
  4. このノウハウを使ったら、すぐに儲けられるようになった
  5. 今では、海辺のリゾート地で1日15分、パソコンを触るだけの自由な毎日を過ごしている
  6. さあ、あなたもこのノウハウで拘束された毎日から解放されませんか?
  7. 今ならお安くしておきますよ!

というもの。

そして、1日15分の仕事をしている様子として、上の写真が使われているパターンです。

うさん臭いこと、この上ないですよね。

 

たしかにリゾート地でのんびりしながら仕事をするのは理想的なスタイル。

だからこそ、「ワーケーション」はすごく魅力的なんですけど・・・、私の個人的なイメージとして、

このスタイルを

ワーケーションを実践している人はとんでもない成功者

ワーケーションを実践しているように装っている人は詐欺師まがいの「うさん臭さ」を漂わせている人

なんです。

 

なので、私にとっては「ワーケーション」は、まだ、自分の生活にはそぐわない夢物語でしかありません・・・。

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

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