7月9日(土)から11日(月)にかけて、夏の信州に2泊3日の小旅行に出かけてきました。
もともとは、伊那市にある日本有数のパワースポット「分杭峠」に行く予定だったのですが、先般の大雨でがけ崩れが発生し、入場禁止になったために断念。
すでに宿の予約をしていたため、代わりに「千畳敷カール」に行きつつ、周辺のエリアを見てきました。
こちらでは、泊まった宿とあわせて、その様子をご紹介です。
千畳敷カール
まず最初に行ったのが中央アルプスにある「千畳敷カール」。
標高2,600m超に位置するカール(半円形の窪地)で、畳を1,000枚敷いたくらいの広さがあることから「千畳敷カール」と呼ばれているんだとか。
菅の台バスセンターで車を駐めて、バスとロープウェイで向かいます。
ロープウェイ駅を出ると、正面には中央アルプスの山が迫ってきます。
遊歩道は一周約40分くらい。
キョリ的には短いのですが、そこそこの高低差があるのとともに、空気が薄いのでちょっとシンドイです。
まだまだ雪渓が残っています。
2,600m超の標高で、たくさんの高山植物が咲いていました。
夏でも20度を下回る涼しさ。「千畳敷カール」では、キレイな空気に雄大な風景が楽しめました。
木曽駒ケ岳登山時に訪れた「千畳敷カール」の様子はこちらでも紹介しています。
★ 【チートで行こう!】登山未経験者でも簡単に3000m級の頂上を制覇できる方法
望岳荘
夏の信州2泊3日の小旅行、1日目の宿は上伊那郡中川村の「望岳荘」という温泉宿です。
「分杭峠」の近くで、温泉付き(ただし人工温泉)だったのでこちらに決定。
土曜日宿泊、朝食付きで一人8,800円と格安だったので、それなりの覚悟はしていたのですが、思った以上にキレイで良い宿でした。
(東京都民でなければ、さらに割安で泊まれてました・・・)
望岳荘の外観。すごく立派でちょっとびっくりしました。
エントランス。
ロビーの造りがなんとなくベタな感じがあったので調べてみたら、この「望岳荘」は公共の施設で、温泉は立ち寄り開放しているとのこと。納得でした。
部屋は和洋室にしました。
広くてキレイでしたが、残念ながら景観は良くなかったです・苦笑。
たぶん、廊下をはさんだ向かい側の部屋からは、天気が良ければ中央アルプスの山並みが楽しめるんだと思います。
あと、お風呂は「天然鉱石に湯を触れさせることで成分が溶けだし、温泉と同じような効果のでる光明石を使用」とのことで、いわゆる人工温泉でした。
とってもヘルシーな朝食。
さて、この「望岳荘」、おすすめできるか?と問われたら、う~ん、あまり強くおすすめできないですね。
価格はとってもリーゾナブルなのは良いのですが、立地的には少々不便で、周囲に何もなく、眺望はイマイチ。それに温泉は人工温泉なのです。
「特にこれ!といった売りがないな」というのが正直な感想でした。
次に「分杭峠」に行くときに、もしかしたら泊まるかもしれないですけど・・・。
みはらしファーム
夏の信州に2泊3日の小旅行、2日目に行ったのが「みはらしファーム」。
ウチは旅行に出かけるときは、必ず地元の有名なパン屋さんに行くことにしていまして、お目当てだった「麦の家」というパン屋さんが、「みはらしファーム」の中にあったという次第。
で、行ってみたらいろいろな施設やショップがあって、楽しめました。
まずはお目当てのパン屋「麦の家」。
品数はあまり多くありませんでしたが、ハード系のパンが販売されています。
素朴なパンで、値段が微妙に安かったです。
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名物?ネコをかたどった「ねこ生食パン」。
ひとあたりパンを買い込んで、近くのベンチでいただきました。
そのあと「とれたて市場」で野菜を購入し、ついでにということで牧場スペースに。
まずは馬。
エサをやったり、乗馬体験ができます。
隣はウサギ小屋。
おはようございます
信州2泊三日の小旅行に行ってきました
たまたま立ち寄ったファームに
たくさんのうさぎがいて
見ていて飽きなかったですでは本日も良い1日を! pic.twitter.com/eqYPpFxukQ
— 福ふくろう@ブログ書いてます (@fuku_fuku_rou) July 12, 2022
この隣は、ヤギ小屋になっていました。
そして、ダチョウ牧場。
みはらしファーム
ダチョウもいました
ちなみにダチョウって、めちゃくちゃアホなんだそうです
(激やばダチョウ博士で有名な京都府立大学の学長さんがテレビでそうおっしゃってました) pic.twitter.com/nU7ZgnN5w1— 福ふくろう@ブログ書いてます (@fuku_fuku_rou) July 12, 2022
そば処三分一
二日目の昼食は、「そば処三分一」というお店で、おそばをいただきました。
信州に来てるんだし、せっかくだからおそばを食べようとネットでググったら、高評価の店を発見。
広い芝生に農産物のショップや展望台やらがあって、ちょっとした観光スペースになっていて、お昼をだいぶ過ぎた時間でも10組以上の順番待ちでした。
30分ほど外のベンチで待ってから、店内に案内されました。
たくさんメニューがあって、うな丼なんかのご飯ものも充実していました。が、初志貫徹でおそばを注文。
こちらは十割そば。
これは十割てんぷらそば。
そして、これが二八そばの大盛。
立地やなんかから、観光客相手のそば屋っぽいイメージがあったものの、コシがあってしっかりとした味わいで、すごくおいしかったです。
店の名前「三分一」は、ここの湧き水の名前だそうで、店の横手には湧き水が汲めるようになっていました。
グリーンヒル八ヶ岳
夏の信州2泊3日の小旅行、最後のご紹介は2泊目に泊まった宿「グリーンヒル八ヶ岳」の紹介です。
こちらは、新宿区の保養所で、区民か新宿在勤の方なら格安で泊まれる公共の宿。
温泉は良い!施設もグッド!食事がおいしい!でもって料金は格安なので、毎年、必ず1回は訪れています。
宿や温泉についてはこちらをお読みいただければと思います。
★ 新宿区の保養所「グリーンヒル八ヶ岳」の温泉で長男のアトピーが治った話
今年は真冬の1月に来たので2回目となりますが、前回にきたときに感じたことがさらに強く気になりました。
それは、「食事の質が下がってるのでは?」ということです・・・。
まず夕食は懐石風となっていて、先付けから始まります。
メインとなる台物は牛肉の陶板焼き。
椀物はなんかよくわからなかったです。
選べる料理。私は「鯛」をチョイス。他にアナゴの天ぷらや角煮なんかが選べました。
このようにひとあたりの和風懐石が楽しめて、どれもおいしくいただけるのですが、一品一品が小振りになっているのと、なんとなくグレードが下がっている気がしています。
朝食は和洋バイキングです。
こちらは顕著で、品数が以前の三分の二くらいに減っていて、残念ながらあまり「食べたい!」って気持ちにさせてもらえませんでした・・・。
とまあ、たらたらと不満めいたことを書きましたが・・・、よくよく考えれば1泊二食付きの温泉宿で、宿泊代がひとり6,000円(区民・平日・コテージ泊)とめちゃくちゃ破格。
料理に関しても、値段から考えれば十分過ぎるほどで、これまでの料理があまりに良すぎたのだと言えるんですよね。
ということで、これからも「グリーンヒル八ヶ岳」にはお世話になり続けると思っています。
なお、3日目は、宿をチェックアウトして、そのまままっすぐ帰京、昼過ぎには自宅に到着し、夏の信州2泊3日の小旅行は終了となrました。
おわりに
以上、夏の信州2泊3日の小旅行の旅行記でした。
もともとは、このタイミングで沖縄に行く予定だったものの、レンタカーの予約ができずに断念し、代わりに「分杭峠」に行こうと、宿の手配を完了したら、その直後に土砂崩れで立ち入り禁止となり、予定変更して近辺を観光してきたもの。
5月の沖縄旅行はずーっと雨だったし、「最近、引きが悪いなぁ」と思っていた中で、半ば仕方なく行った信州の旅でしたが、行ってみたらとても楽しく過ごせました。
ということで、これで「引き」を取り戻せたと思い込むことにします。
最後までお読みいただきありがとうございました。