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【キャンプ】奥多摩・氷川キャンプ場で家族で日帰りBBQをやって分かったこと

 

奥多摩・氷川キャンプ場で家族で日帰りBBQをやってきました。

たまに自宅の庭でBBQをやることはありますが、わざわざキャンプ場まで出かけて行うのは初めてのこと。

事前準備でいろいろと調べものをしたり、キャンプ用品を買いだしたり、実際にキャンプ場に行ってBBQをやってみて、

「こういう仕組み(ルール)だったんだ」

「あぁ、こうしておけば良かった」

などなど、気づいたことがいくつかありました。

そこでこちらでは、

  • 氷川キャンプ場で日帰りBBQする際に知っておくと良いこと

を、完全素人目線でご紹介します。

これから初めて日帰りBBQをやろうとされている方、奥多摩・氷川キャンプ場の様子を知りたい方のご参考になれば幸いです。

 

奥多摩・氷川キャンプ場のアクセスと予約

アクセスするのに便利な氷川キャンプ場

初めてのデイキャンプで奥多摩・氷川キャンプ場を選んだのは、とってもアクセスが良い場所にあるからです。

氷川キャンプ場は、JR青梅線の終着駅となる「奥多摩駅」から、歩いて数分の場所にあるので、電車で行くのにとっても便利です。

 

東京都心から電車で行く場合は、JR新宿駅からJR立川駅まで中央線で、そこから青梅線に乗り換える(電車の連絡によっては、拝島駅や青梅駅で乗り換えるケースあり)のですが、土日祝日限定で「ホリデー快速おくたま」という、いわゆるレジャー列車が運行されていて、これに乗ると乗り換え無しで、1時間半ちょいで到着します。

新宿→奥多摩

06:46発→08:21着(95分)

07:44発→09:17着(93分)

08:20発→09:54着(94分)

 

ただ注意点が2つ。

1点目は、「ホリデー快速おくたま」は10両編成ですが、先頭の4両は「ホリデー快速あきがわ」という名前で、JR拝島駅で切り離したあと、JR武蔵五日市駅に向かう列車となります。

なので、奥多摩駅に行くのであれば、後ろ側(新宿寄り)の車両の乗ってください。

 

2点目は、「ホリデー快速おくたま」はすごく混雑します。

私は、JR中野駅06:50発の「ホリデー快速おくたま1号」に乗車しましたが、電車は満席で立って向かうことになりました。

ほとんど停車駅がなく、乗り換えなしで速く奥多摩まで行ける電車なので、車内は登山客でいっぱい。

しかも、乗客のほぼ全員が奥多摩駅まで乗車するので、途中で座れるチャンスは限りなくゼロです。

 

ただ、私が中野駅で見た限りということですが、「ホリデー快速あきがわ」先頭の4両には、そこそこ空席がありました。

そこで、拝島駅までは前の車両に乗って座って移動し、切り離し時に車両移動するという「裏技」はありかもしれませんね。

 

余談ですが、車内では奥多摩駅の手前の3駅あたりから、老人ハイカーたちが下車準備をして、ドア付近に集まっていきます。

彼・彼女たちの目的は、奥多摩駅前から登山口まで移動するバスに(座って)乗るためで、電車到着と同時に、他人を押しのけながら改札に向かって猛然とダッシュをしていきます。

その様子はシュールの一言ですが、お小さいお子さんと一緒に訪れる方は、老人たちの振る舞いによる巻き込み事故に合わないようくれぐれもご注意ください。

 

氷川キャンプ場の予約

2021年4月から、奥多摩・氷川キャンプ場は予約制となっています。

バンガローやテント泊はもちろんですが、日帰りのデイキャンプも予約が必要とのことで、ホームページの予約ページにあるデイキャンプ 川原フリーサイトから申し込む方式になっています。

(詳細は、ホームページをご覧ください)

 

この予約フォームは、「4日前になると受付締め切り」になるんです。

「明日、天気も良さそうだし、行ってみるか!」

と思っても、ホームページ上、すでに予約受付は終了しているんですが、これ、ただのシステム上の話であって、実際には利用可能です。

 

訪れる前日の金曜日にホームページをチェックしたら、要予約となっており、さらに予約フォームは「受付終了」となっていたので、びっくりして電話してみたんです。

すると、

「あれはシステム上、そうなっているだけなんです。明日、お越しいただいて大丈夫ですよ」

とのことで、そのときに特段、予約もしませんでした。

 

たぶんですが、日帰りのデイキャンプはそんなにキッチリとした管理はやっていないようですので、ネット予約していなくても、電話をして入場できるか確認すれば大丈夫かな、と。

もっとも、ゴールデンウィークや夏場などの大勢が訪れる時期は、早めに予約しておいたほうが良いかもしれませんね。

 

氷川キャンプ場の施設と使用ルール

フリーサイトは河原

受付を済ませて、

「BBQをするのに、場所はどのあたりが良いですかね?」

と店の人に聞くと、

「坂道を下りきったあたりの平らな場所で楽しまれる方が多いですよ」

とのこと。

 

坂道を下っていくと、途中にバンガローやトイレ、洗い場などがあり、河原に到着すると、高い位置は平になっていて、そこではいくつものテントが張られていました。

(時間的に、前日から泊まっている人たちでしょう)

 

私たちはせっかくなんで、川の近くでBBQを楽しむことにしました。

川のそばでも特に不便は感じることなく楽しく過ごすことができたですが、帰る際にテントが張られている平らなスペースを通ったところ、やっぱり使い勝手が良さそうに思ったのと、川を見下ろす風景も良いように思いました。

もし、テント泊するなら、高い場所にある平らなスペースを拠点にするほうが間違いなく良いと思いましたね。

 

直火OK!かまどは再利用が楽

氷川キャンプ場は、直火OKです。

最近は、焚火台を使用しないとダメというキャンプ場が多いと聞いていたのですが、こちらでは、地面の上に直接、薪木を置いて燃やすことが可能です。

 

BBQの拠点を決めて、近くにある石を使ってかまど作りを始めたものの、周りを見たら「かまど」っぽく石を積み上げたものがいくつもあります。

これって、前に来た人が作ったかまどの残りで、ゼロから作りあげるより、再利用したほうが全然楽です。

ということで、拠点(といってもシートを広げただけですが)を少し移動して、かまどを再利用することにしました。

 

薪は広葉樹がベター?

受付の際に、薪を購入しました。

店の人に聞いたら

広葉樹は火持ちがするけど、着火がしにくい

針葉樹は着火がしやすいけど、すぐに燃える

とのことでしたが、売られているのを見ると、どちらもビールケースいっぱいに詰め込まれていて、

「さすがに、こんなに使わないだろう」

と、針葉樹と広葉樹がセットになっている薪セットを購入しました。

量的には、ちょうど半分くらいで、それでも多いかなと思えるくらいのボリュームでした。

ちなみに値段は700円でしたね。

で、実際に焚火をしていて分かったのは、針葉樹は思った以上に早く燃え尽きるということ。

BBQの楽しみのひとつは、やっぱり焚火。

なのに、薪があまりに早く燃えると、次々にくべなくてはならないので、すごく忙しく感じましたね。

なので、次回の焚火は広葉樹でやりたいと思っています。

ただ、広葉樹は、細かく割ってから使わないとダメみたいなので、それ用の道具も準備する必要があるでしょう。

 

持っていけば良かったもの

続いて「デイキャンプで持っていけば良かった」と思ったものを3つ。

それは、

キャンプ用の椅子

テント泊用のマット

ガスバーナー

です。

 

キャンプ用の椅子

当日は、100均で買った折り畳み式の椅子を持参しました。

キャンプ用の椅子を持っているのですが、電車での移動なので荷物は極力少なくしたいことと、デイキャンプで過ごすのは5時間ほどだから、まあ、いいだろうと持っていかなかったんですね。

でも、実際にBBQをやっていて思ったのは、

小さくて座り心地の良くない椅子だと「くつろげない」

ということでした。

体勢的に無理な状態だったためか、帰宅してから筋肉痛になりましたし(苦笑)。

なので、いかにデイキャンプといえど、くつろぐためには「椅子」は大切なんだと痛感しました。

 

テント泊用のマット

衝撃マットとかキャンプマットとか呼ばれているテント泊のときに使うマット。

これもあったら絶対に良かったのに、と思いました。

BBQしながらお酒も飲んで、少し横になろうとレジャーシートに寝っ転がったんですが、場所が河原だけに、下に石ころがあるので、全然ダメだったんです。

ここにテント泊用のマットがあれば、気持ちよく寝ころべただろうなぁって思います。

もっとも、あまりに気持ち良すぎると爆睡してしまうので、日帰りBBQにはむしろ持っていかないほうが良いかもしれませんが・・・。

 

ガスバーナー

登山する際には、山の中でカップラーメンを食べたり、コーヒーを沸かしたりするのに携帯用のガスバーナーを持参していました。

今回は、焚火があるので、特に必要ないだろうと持参しなかったんです。

で、薪の焚火で、新調したクッカーでお湯を沸かしたのですが・・・、一発でススだらけの真っ黒になってしまいました。

 

薪木を燃やせばススが出るのは当たり前で、そのススが調理道具にこびりつくのも当たり前のことなんですけど、全くもって思いもよらなかったんですよね。

で、実際にやってみて初めて「ススってこんなにこびりつくもんなんだ」ってわかりました。

触ると手は真っ黒になるし、でも、洗ってもキレイに落ちないし・・・。

ということで、焚火で使うのは網かススがついても良いフライパンにして、クッカーなどのキレイな食器・調理道具は、ガスバーナーで使うことにしようと思いました。

 

おわりに

以上、奥多摩にある氷川キャンプ場の利用方法とデイキャンプで持っていけば良かったと思ったものをご紹介しました。

まずは初めて自分でデイキャンプをやってみた私が「これは大切だな」と思ったことなので、あまり大したネタではないかもしれませんが、特に、氷川キャンプ場に行ってみようかなとお考えの方に、予約やアクセスする際の参考になれば幸いです。

 

<続きはこちら>

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