石垣島離島への家族旅行レポート、第四弾。
今回は初日、晩ごはんのあとに参加した石垣島星空鑑賞クルーズのご紹介です。
私たちが参加したのは「ぷしぃぬしま石垣店」が開催する「ティンガ-ラクルーズ」という星空鑑賞ツアー。
石垣港スタートの約1時間のクルーズ。とっても思い出深いものとなりました!
*星空鑑賞クルーズのため、ほとんど写真はありません・・・。
ティンガ-ラクルーズとは
ティンガ-ラとは、沖縄の方言で「天の川」。
ティンガ-ラクルーズは文字通り、天の川を鑑賞するクルーズですね。
私たちが参加したのは、「ぷしぃぬしま」というショップが開催するクルーズ。
「ぷしぃぬしま」とは「星の島」との意味ですので、まさに石垣島にぴったりの店名です。
夜、石垣港を出発しておよそ1時間のクルーズ。
街灯や家の灯りなど、人工の灯りを避けるため、湾から少しだけ洋上に出た暗い場所から、たっぷりと星空を鑑賞するというツアーでした。
ティンガ-ラクルーズの内容
午後8時20分、石垣港にある「ぷしぃぬしま石垣店」に集合。
参加者は20名を越えるくらいだったでしょうか。
そこからほんの少しだけ歩いて、クルーザーに乗り込みます。
客席は船の前方と2階で、私達は2階の席へと案内されました。
乗船の際、一人一本、お茶などのソフトドリンクかチューハイがもらえます。
全員が乗り終わったところで、出発。
ぶっちゃけ、夜の暗い中を進んだので、石垣港を出て、どのあたりを移動して行ったのか、全然、わかりません。
が、石垣島の灯りが全くジャマにならないくらい、離れた場所まで移動しました。
当日は、晴天、そして、三日月と月の明りも少なめで、星空鑑賞には絶好のコンディション。
初めのうちは大きな明るい星しか見えませんでしたが、暗闇に目が慣れるにつれ、だんだんと星が見えてきます。
圧倒的な星空にため息
ものの数分もたたないうちに、満天に広がる星空が見えてきました。
圧倒的な星空。
ただただ、ため息でした。
あちこちから、
「うわぁ~」
「すごい」
という感動の声が聞こえてきます。
水平線に近いところは、少しかすんでいたのですが、頭上に横たわる天の川は、
「薄っすら雲がかかっているの?」
と錯覚するほど。
ほんとうに、たくさんの星がみえましたよ!
道中、星空ガイドさんが、レーザーポイントを使いながら、いろいろな解説をしてくれます。
ひとあたりガイドが終わると、今後は、別のスタッフの人が、沖縄民謡や沖縄ゆかりの曲を三線の弾き語りで聞かせてくれました。
これが、なんとも心地よかったです。
クルーザーは停まったり、移動したりを繰り返しながら、タップリと星空を堪能させてくれました。
ティンガ-ラクルーズの注意点
天候によってキャンセルしよう
石垣島の満天の星空が堪能できる「てぃんがーらクルーズ」。
事前に口コミ情報をチェックしたところ、かなり評判が悪かったんです。
その理由は主に
星が見えなかった
というもの。
星空鑑賞ですから、星が見えるか見えないかは、当然、天気と月明かりに左右されますよね。
なのに、「星が見えない」という文句がなぜ出るのか?不思議ではあったんですが、コメントを読んでみると、
「曇り空で大丈夫かなって思ってたけど、クルーズは決行された。でも、結果的に星が見えなかった」
という内容でした。
悪い印象を持たれた方は、
「決行するんだから、星が見えるはず(=星が見えないなら中止になるはず)」
と考えられていたようなんですね。
このクルーズ、どうやら、
予約が入っていると星が見える見えないに関わらず決行する
みたい。
なので、運悪く曇り空や満月に当たってしまうと、せっかく行っても星が見えないということがありうるんです。
一方、予約のキャンセルは前日の17時までの連絡であれば、キャンセル料無料で受けてもらえます。
なので、「てぃんがーらクルーズ」に参加するなら、前日、天気予報などを見た上で、自分で判断して、場合によってはキャンセルあるいは日程変更することが大切。
くれぐれも、
「運行するから星が見られる」
と考えないほうがよろしいかと。
満月の時期はさける
もうひとつ、できるだけ新月、せめて三日月のときに参加することをおすすめします。
星って、雲や湿気はもちろんですが、周りの明るさにすごく影響を受けます。
そして、月の明りは、普段、意識する以上に明るいもの。
もし、満月に当たってしまったら、月の明りが邪魔になって、せっかくの星空も十分に堪能できなくなってしまいます。
旅行日程とのかねあいで調整は難しいかもしれませんが、可能な限り月明かりが少ない時期を狙われることをおすすめします。
街外れからも星空を堪能できる
石垣島で星空を堪能するなら、やっぱり「てぃんがーらクルーズ」は最高。
だけど、このクルーズ、ひとり5,500円とけっこうな金額なんですよね・・・。
そこでおすすめするのが、夜、街外れに出かけて、そこで星空を鑑賞することです。
周りが真っ暗な場所に行くと、海の上から見るのと同じくらいキレイな星空が見られますよ。
旅行2日目の夜、息子たちが
「もう一度、星空を観たい」
と言い出したので、少し外れたところまで車で行きました。
場所は大体、このあたり。
なんとなく「暗そうな場所」の目星をつけて行きました。
ホテルから車で10分かからないくらいのところで、周りは畑ばっかり。
民家の明りが届かない場所を探しつつ向かったんです。
農道に車を停めて、しばらく目を慣らしたら、昨日、海の上から見たのと変わらないくらいたくさんの星を見ることができました。
おまけに、ホタルもいっぱい飛んでいましたし。
わざわざ出かけるのは面倒だな、って思ってたんですけど、すごい星空を見られたので、行って良かったなって思いましたね。
おわりに
ティンガ-ラクルーズ、三線の弾き語りを聞きながら、船にゆらゆらと揺られつつ見る満天の星空は最高でした。
出発までは、
「ちゃんと星空鑑賞できるのかな?」
と不安があったんですけど、家族皆でとっても良い体験ができました。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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