静岡県沼津市にある
「KKR沼津はまゆう(国家公務員共済組合連合会 沼津保養所) 」
という温泉宿に泊まりました。
この宿を見つけたときは、けっこう格安だったので「良いな」と思ったのですが、そもそも、
「沼津に温泉ってあるの?」
「(私みたいな)一般人が国家公務員向けの保養所に泊まれるの?」
との疑問が・・・。
で、少し調べてみたら
- 温泉は熱海温泉から直送している
- 公的な施設なので一般人でも宿泊は問題なし(国家公務員だと少し安くなる)
なんだとか。
宿泊問題なし!温泉問題なし!ということで「KKR沼津はまゆう」に決定。
当日は奮発して部屋は一番広い「広々特別室」、料理は最上級の「五つ星プラン」というもので予約しました。
こちらでは、「KKR沼津はまゆう」と晩御飯をご紹介します。
*「広々特別室」と最上級料理「五つ星プラン」と書くとすごく贅沢しているように見えますが、料金は一人2万円くらいでした。
伊豆の温泉宿だと土曜日泊ならスタンダードコースでも2万円以上は当たり前なので、それに比べても格安だと思います。
「KKR沼津はまゆう」は公的施設だからでしょう、平日と休前日で、そんなに値段を変えていないんですよね。
ちなみに新宿区の保養所も区民以外でもかなり格安で泊まれますよ!
KKR沼津はまゆう
KKR沼津はまゆうの場所は下の地図のとおり。
駿河湾に面した海岸沿いで、すぐ近くに「沼津御用邸」があるという立地。
昼に海鮮丼を食べた沼津港から、車で10分くらいの距離でした。
少しわかりにくいですが、建物は3階建てで、横に広い造りになってました。
泊まった「広々特別室」。広さは98平方メートルで、海と富士山の両方見られるのが売り。
こちらはリビング兼寝室の洋スペースで、テレビの向こう側にセミダブルのベッドが2つあります。
後ろ側は畳敷き(12畳?)の和室でかなり広かったですね。
広めのお風呂と、なぜか別にシャワーブースもありました。
宿の裏側は道路を挟んで、広い砂浜が広がっています。
天気が良ければ、富士山や海がキレイに見えたことでしょうね。
流木を探す嫁さん。
「持って帰って、庭のオブジェにする」
「キャンプのときに持って行って、薪にする」
などと言うのですが、流木、見たら明らかに腐っていて虫が湧いてきそうでしたので、持ち帰りは却下しました。
KKR沼津はまゆうの最上級料理「五つ星プラン」
さて、いよいよお楽しみの晩御飯。
コースは最上級料理「五つ星プラン」で、
伊勢海老・あしたか牛・金目鯛・鮑・炊込御飯
の5つがメインといったもの。
5点満点、★5つというわけではなさそうです。
お品書き
桶に入ったお造り
伊勢海老に鯛、ハマチ、イカ、鱧の5種類。これで2人前です。
鳥羽温泉で食べた伊勢海老は、悪い意味でめちゃくちゃ強烈だったので、なんか嬉しかったですね^^
【ご参考】
鳥羽温泉ホテル胡蝶蘭、泊まって感じた良いところと悪いところ【努力が空回りしているのが残念】
アワビの姿焼き
アワビの姿焼き。
こっちの2匹は、火をつける前からのたうち回ってます。
(グロいのや、キモいのが苦手な方は、閲覧注意でどうぞ)
逆にこっちは、火をつけられてもわりと平気。
あしたか牛
あしたか牛のすき焼き。
あしたか牛って名前を聞いたのは初めて、食べたのも多分、初めてです。
静岡県東部で飼育されている牛なんだとか。
柔らかくて、甘みがあっておいしかったです。
金目鯛の煮つけ
伊豆と言えば、やっぱり金目鯛!
ちょっと小ぶりで、しっかりと身が引き締まっていて、おいしかったですね。
炊き込みご飯
5つめの星が、こちらの炊き込みご飯。
う~ん、これはそこまででもなかったかな。
お造りの時の伊勢海老のガラで出汁を取った赤だしはおいしかったです。
朝食
夕食はとっても豪勢で、おいしくいただきました。
で、翌日の朝食も期待していたのですが・・・、ずいぶんと寂しいものでしたね(苦笑)。
おわりに
半年ぶりの家族全員集合で、家族揃っての旅行は1年半ぶり。
温泉にはいって、おいしいものを食べて、夜は10月に予定している宮古島旅行の話をして、ゆったりと過ごすことができました。
「KKR沼津はまゆう」は、公共の保養所らしく全体的に簡素な宿。
普通の温泉宿とは違う空気感が、昭和の時代っぽい感じでありました。
KKR(国家公務員共済組合連合会)の宿は全国各地にあるようですし、料金的にもリーゾナブル。
サービスレベルは「まぁ、それなり」なので、決して強くおすすめはいたしませんが、気負わずフラッと出かけるのにはとても良い宿だと思います。
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