登山をしていると、
「あれを持って来ればよかったなぁ」
「あれがあったら便利だったのになぁ」
と思うものがたくさんあります。
下山した後、登山ショップに行って、商品をチェックすると、
「え?」
っと思うくらいの高い値段・・・。
登山グッズですから、機能、品質、そして、重量を重視した商品が並んでいて、たしかに使い勝手は良さそう。
だけど、買うのをためらってしまうくらい、お高い値段がついています。
自身の安全に関わるものはケチってはいけないと思います.
だけど、消耗品だったら、そこまでこだわる必要はありませんし、実際、日常使いしているものでいくらでも代わりがききます。
そして、登山で重宝するグッズは、けっこう、100円ショップで買えるんですよね。
そこでこちらでは、私が愛用している100均で買える登山で持っていくと便利なグッズを紹介します。
レジャーマット
100均グッズで一番のおすすめはこれ。レジャーマットです。
写真のものは、30cm四方で三つ折型。昼食時や、ちょっと休憩するときに、とても重宝しています。
登山をしていて座ろうとしたときに、地面に木や岩が湿っているのはよくあること。 直接座ると、ズボンが汚れたり、湿ったりしますが、このレジャーマットがあると大丈夫です。
もちろん、お尻も痛くならないですし。
以前は、同じく100均で買った三脚式の軽量椅子を持参していましたが、足場が悪いと落ち着かなかったのです。
そこで、レジャーマットに替えたところ、とても軽くて持ち運びも便利、そして、何より座り心地が良いので、必ず持参するようになりました。
ネット式巾着袋
ネット(網)状の巾着袋です。
利点は、何と言っても中身が見えること。
これまでは、着替え、食料、小物と、荷物を区分けするのに、レジ袋を使っていました。
が、袋が白いものだと中が見えないので、どの袋に何が入っているか、パッと見では分からず、ザックの中をひっくりかえすことが頻繁にあり、少々、不便を感じていたんです。
だけど、100均でネット式の巾着袋を買ってからは、ひとつずつ開けて確かめるという手間がなくなりました。
それと、山小屋泊のとき、雑魚寝状態となりますが、消灯後、レジ袋から荷物をだすと、ガサガサと音がして、周りに迷惑をかけます。
でも、ネット式の巾着袋だと、ほとんど音がしないので安心です。(レジ袋はゴミと着終えた服入れ用として使っています)。
ネット式の巾着袋は軽いし、洗濯もできるので、登山以外の旅行でも重宝しますよ。
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ティッシ
水溶性ポケッティッシュ
登山中に、トイレではない場所で女性が用をたすことを「お花摘み」といいます。
(男性は、「きじ撃ち」といいます)
語源は定かではないですが、使用済みの紙を花に見立てているのかもしれませんね。
登山では、どんなものでも原則は「お持ち帰り」、なので、使用済みの紙も持って帰るべきです。
が・・・、どうしても、という場合は、せめて水溶性の紙を使いましょう。
一番良いのは、トイレットペーパーを持参すること。
日帰り登山で、荷物が嵩張るのはちょっと・・・と言うのであれば(芯を抜いてつぶせばさほどでもないですけど)、水溶性のポケッティッシュを用意しましょう。
ウェッティッシュ
そして、持っていると絶対良いのがウェット。
100円ショップでは、20枚入り2パックのセットで売っています。 日帰り登山だと、1パックで十分ですね。
食事前や用をたした後の手拭きとして、また、汗をかいたときに身体を一拭きしたり、下山した後、登山靴やリュックの泥落とし用として、本当に重宝します。
自分は、もっぱら、ノンアルコールを使っています。 ウエッティッシュですから、当然、水溶性ではありません(笑)ので、 使ったら持ち帰りましょう。
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行動食・非常食
お菓子・チョコレート・ドライフルーツ、吸い口のついたゼリーなどなど。
人によっては、コンデンスミルクも。高カロリーで、食べやすいものを持参します。
チョコレート
私が、いつも持っていくのはブラックサンダーです。 疲れてくると甘いものが食べたくなりますが、山頂で食べるのが、なかばクセになっています。
100均だと、2個100円で売られているので、取り分けにも便利ですよ。
ナッツ・ドライフルーツ
行動食として、もう一種類。ナッツ系とドライフルーツ系です。
ミックスになっているのを100円ショップでそれぞれ買って、適量をチャックつきのビニール袋(ジップロック)に取り分けて持参しています。
山中を歩きながら食べることが多いですね。
カロリーメイト
カロリーメイトも、持参しています。
どちらかというと非常食用で、山中では食べないことの方が多いですけど。
これらの非常食系は、もちろん、普通のスーパーでも買えますが、私は登山に出かける前に100均で買っているので、ご紹介しました。
あと、やきとりや魚の缶詰、スティックタイプのインスタントコーヒーに紙コップも100均で買って山に持って行っています。
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その他
マッチ
標高が高いところでは、風は強いし、空気が薄いせいか、ガスライターが点きにくいですよね。
バーナーに火をつけるのにいつも苦労していたのですが、マッチを持参するようになってから、楽にできるようになりました。
昔は、マッチはたばこ屋さんで買うものでしたけど、今は、ほとんど置いてないようです。
ガムテープ
登山靴のひもを結んでいるところをガムテープで止めると、ほどけにくくなります。
それと、ぬかるみが多い所に行くときは、あらかじめ登山靴の甲や側面に貼っていきます。
こうすると、下山後の靴の泥落としが格段に楽になりますよ。
私は経験ありませんが、衣服やザックに穴が開いたとき、そして、ネンザしたときの添え木の固定など、さまざまな使い道がありそうですね。
100均で売っているガムテープは量が少ない分だけ軽いので、登山向きともいえますね。
軍手
寒い時期は登山用の手袋を着用しますが、暑い時期は、軍手をそのまんま使用しています。
軍手だと、着け外しが楽ですし、さほどかさ張りません。
何より、汚れたら気兼ねなく捨てられますので。
チャックつきビニール袋
中身が見えるので、重宝しています。
行動食や、こまごまとした小物を入れていますし、天気が悪いときは、衣服は巾着袋ごと大きめのビニール袋に、地図もビニール袋に入れておきます。
こうやってると、多少、雨に濡れても、ほとんど困ることはありません。
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ミニポシェット
私が愛用しているザックは、収納用のポケットがとても少ないのです。
なので、100円ショップで買ったミニポシェットを、ザックのベルトにつけています。
それと、ベルト通しの付いたペットボトルホルダーも、100円ショップでゲットしました。
登山ショップでは、オシャレなブランドもののポシェットやペットボトルホルダーが売られて、いいなと思うものもあるんですけど・・・、100均のもので十分かな、と。
固形燃料
100均で帰る登山に持っていくと便利なグッズで、2番目のおすすめがこれ。
夏場や軽めの登山で
「バーナーをガッツリと使わないけど、コーヒーくらいは沸かしたい」
そんなときは、固形燃料を数個、持参します。
温泉旅館の一人用鍋で出てくるアレです。
バーナーに比べるととても軽いので、楽なんですよね。
持参したアルミホイルを下敷きに、そのあたりに転がっている石を積みあげると、ちょっとしたコンロの出来上がり。
もちろん、お湯を沸かす鍋も持参必須ですよ(ちなみに、小さな鍋だと、これまた100均で買えます)。
まとめ
100円ショップで手に入る、登山で持っていると便利なグッズを紹介しました。 これら以外にも、まだまだ使えるものがたくさんありそうですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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