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【沖縄旅行】座間味島(沖縄・慶良間諸島)に行く・観光する・遊ぶ・食べる・宿泊する!おすすめの楽しみ方と注意点【完全版】

2022年10月1日(土)から4泊5日で家族で出かけた沖縄旅行。

そのメインのひとつが1泊2日の座間味島観光です。

当日は幸いにも天気に恵まれ、とても充実した時間を過ごすことができました。

こちらでは、そのときの様子に合わせ、「座間味島に行く・観光する・遊ぶ・食べる・宿泊する!」と題して、おすすめの楽しみ方と注意点をご紹介します!

かなり盛りだくさんの内容になっていますので、ご興味のあるところを目次からジャンプしてお読みいただければと思います。

 

座間味島でやりたかったこと

沖縄県の慶良間諸島にある座間味島。那覇市の泊港から高速船で1時間弱で到着できるこの島は、「世界が憧れるケラマブルー」と称されるほど、ものすごく海がキレイな島です。

今回の沖縄旅行で座間味島でやりたかったことは、

  1. 慶良間諸島のキレイな海を堪能する
  2. 無人島でシュノーケリングを楽しむ
  3. 岬から夕陽を眺める
  4. 星空を堪能する

こと。

この4つのポイントは「天気次第」で、晴れれば存分に楽しめるものの、天気が悪ければムリ。幸いなことに2日間とも天候に恵まれ、やりたかったことを十分堪能することができました。

 

座間味島でのスケジュール

那覇市の泊港から座間味島に行って戻ってくるまでのスケジュールは以下のとおりです。

10月2日 (日)

8:00 泊港着・昼食買い出し

9:00 泊港発 クイーンざまみ(高速船・往復)

9:50 座間味島着

徒歩移動後(約5分)、コンドミニアム「かにく」 荷物預け(そのままチェックイン)

10:30 座間味港から渡し舟でガヒ島着

ガヒ島の海

14:50 ガヒ島から渡し舟で座間味港戻り、徒歩で宿「かにく」まで移動(約5分)

16:00 「かにく」バイクレンタル ~ 島内観光4つの展望台巡り

19:00 夕食 リトル キッチン ~ ショップ105でアイスクリームゲット

20:30 ~バイクで移動・星空観賞~

21:00 宿戻り

10月3日 (月)

6:30 起床

バイクでチシ展望台、高月山展望台巡り

9:00 宿チェックアウト~座間味港に徒歩移動

座間味村漁協で朝食

10:00 座間味港発 クイーンざまみ(高速船)

11:10 泊港着

※3日は嘉手納で昼食後、オクマまで移動するスケジュールとしたため、かなり早めの出発となりました。今、考えるともう少し座間味島で過ごしてから、ゆっくりの時間に戻ればよかったなぁ、と。

1泊で座間味島を訪れるなら、上記スケジュールをベースに、2日目の宿チェックアウト後、古座間味ビーチで遊んで16:20発の高速船で那覇市に戻るのがよろしいかと。

 

座間味島に行く(アクセス)

座間味島へのアクセスは、那覇市の泊港(とまりん)からフェリーか高速船で移動します。

「フェリーざまみ」は1日1便、高速船「クィーンざまみ」は1日2便と、残念ながら便数は多くありません。

泊港へのアクセス


泊港のモノレールの最寄りの駅は「美栄橋」で徒歩約10分。

那覇空港から泊港までタクシーだと15分くらいです(海沿いの道とトンネルを通るとビックリするくらい近いです。以前タクシーで移動したときの料金は2,000円くらいでした)。

また、那覇空港から高速バス(やんばる急行バス)が1日9便(1時間~2時間に1本)運行しています。

やんばる急行バス

那覇空港に到着して、そのまま直接座間味島に移動する方は、時間が合えば高速バス、合わなければタクシーがおすすめですね(モノレールは時間もかかるし、歩く距離も長くなるのでおすすめできないです)。

とまりんビルとフェリーざまみ

 

泊港の乗り場はフェリーと高速船で異なる

座間味島行きの船は、フェリー「フェリーざまみ」と高速船「クィーンざまみ」と2種類あり乗降船場所が異なります。

フェリー「フェリーざまみ」はメインになる「とまりんビル」の近くの南岸、高速船「クィーンざまみ」はとまりんビルから歩いて10分近くかかる北岸にあります。

フェリーと高速船の乗り場が異なることを知らずに、高速船に乗る人が「とまりんビル」に行くとメチャクチャ焦ることになるので、ぜひ気をつけたいですね!

合わせて、船に乗る前には「乗船手続き」として「乗船申込書」の記入・提出が必要です。

*「乗船申込書」記入項目:代表者の連絡先電話番号、乗船者の氏名(全員分)、年齢、行き先、片道・往復、予約番号など。往復の場合、帰り便での「乗船申込書」の記入・提出は不要です。

この「乗船申込書」の記入と提出ですが、季節によっては行列が出来て、すごく時間がかかることがありますので、遅くとも出航の30分前には「乗船兼発売所」に到着することをおすすめします。

*私は何度か泊港から船で離島に行ったことがありますが、必ず出航ギリギリに走って乗船する人たちがいるんですよね・・・。これって精神衛生上良くないですし、船に乗っても良い席を確保できない、荷物置き場がないと悲惨な状況になるので、ホント、早めに行って乗船したほうが良いですよ。

フェリーと高速船どちらがおすすめ?

クイーンざまみ

座間味島に行くにはフェリー「フェリーざまみ」と高速船「クィーンざまみ」があります。

その違いは以下の通り。

泊港から座間味港 「フェリーざまみ」 高速船「クィーンざまみ」
便数 1日1便 1日2便
出発・到着時間 10:00発 12:00着(阿嘉島経由・約2時間) 1便09:00発 09:50着(直行・約50分)

2便15:00発 16:10着(阿嘉島経由・約70分)

料金(大人料金) 片道2,150円 往復4,090円 片道3,200円 往復6,080円

高速船「クィーンざまみ」だと最短50分で到着できる一方、「フェリーざまみ」に比べて料金は1.5倍高くなっています。

時間と財布の状況次第でしょうけど、どちらがおすすめかは、私としては往路はフェリーで途中の島々、特に慶良間諸島の景観を楽しみながらゆっくりと行き、復路は高速船でサクッと帰るのが良いかなって思います。その際は往復割引は適用されませんが、まあ、2~3百円ぐらいですし、ね。

ちなみに、座間味島から泊港向けの時刻表は以下の通りです。

座間味港から泊港 「フェリーざまみ」 高速船「クィーンざまみ」
出発・到着時間 14:00発 16:00着(阿嘉島経由・約2時間) 1便10:00発 11:10着(阿嘉島経由・約70分)

2便16:20発 17:10着(直行・約50分)

※運航時刻は基本は上に書いてあるとおりですが、季節や天候によって変更することがあるそうです。行かれる際は必ず座間味島のホームページで確認してください!(2か月分の空席状況もチェックできます)

座間味島への訪問日程が決まったら、事前に乗船の予約をされることを強くおすすめします。

予約は1ヵ月前同日(受付時間 午前10:00~午後5:00)より受付されています。

特にハイシーズンとなる6月末から9月下旬にかけては、ものすごく多くの方々が訪問されるため、受付開始と同時に予約しないと「満席」になっていることもよくあるそうです(旅行社が座席を抑えているのかも?)。

予約方法は電話で乗船月日と便名、人数を伝えると口頭で「予約番号」を教えてもらえます。この予約番号は「乗船申込書」に記入が必要ですので、必ずメモっておいてくださいね。

TEL.098-868-4567(高速船・フェリー予約受付専用窓口)

ちなみに料金は、乗船前の「乗船申込書」を提出する際に支払います(クレジットカードOK)。

 

なお、私は使ったことがないので詳細は分からないのですが、以下URLからWEB予約もできるようですよ。

https://yoyaku.vill.zamami.okinawa.jp/zamami_web/log0101!doFormOpenLogin.action

フェリー・高速船内でどの席に座る?

船に乗ったら、どの席に座るか?これって結構、重要ですよね。

私がおすすめする席は、

  • 高速船 :後方右側の窓際(赤く囲っている場所)
  • フェリー:後部デッキ

です。

高速船での座席

クイーンざまみ船内案内図

 

高速船クイーンざまみに乗船される方は、進行方向右側の後部座席(赤で囲っている箇所)の席を確保をおすすめします。

この席からだと、出航早々に右手に「ナガンヌ島」や「クエフ島」が見られますし、渡嘉敷島の阿波連ビーチ、安室島なども良く見えます。

復路も同じ右後方に座ると、今度はガヒ島や阿嘉島、慶留間島の景観を楽しむことができます。

※赤枠後方の3列×3席のスペースは乗船時にヒモが張られて座れなくされていました。が、ギリギリに乗船してきて立って乗っていた人たちに出発後、開放していましたね。

 

で、ここまで読まれてもうお気づきだと思いますが、ぶっちゃけ、右側でも左側でも窓側の席だったらどっちでも良いんですよね。行きと帰りで同じ側に座っていれば、それぞれの景観が楽しめるので。

 

ポイントは「後方」に座るということ。

というのも、高速船クイーンざまみは

  • 結構揺れるため後ろの方が揺れが少ない
  • 船の乗降口が中央と後方右側で、後方のほうが比較的スムーズに下船できる
  • 後方に広い荷物置き場がある(車椅子スペースのあたり/前方・中央の荷物置き場は狭い)

からです。

ただ、窓際の席は人気ではすぐに埋まっていきますので、乗船の行列の前の方で待っていないと確保は難しいと思います。頑張って早めに乗船口に到着しましょう!

 

クイーンざまみの上階のデッキスペースにはベンチシートがあり、サイドには囲いがあるものの、かなりの高速のため風あたりがすごく強いので、ここに座るのはあまり良くないかなぁと。

あと、後方の真ん中の席は一番揺れが少ない場所ですので、船酔いが心配な方は、こちらに座ると多少マシになりますよ。

 

フェリーでの座席

フェリーの後部デッキは、かなり広々としてベンチもたくさんあります。

高速船に比べると揺れも少ないので、デッキのベンチを拠点にして、右に行ったり左に行ったり前の展望席に行ったりと自由に動き回れるので、(天気が悪くなければ)ムリに船室の座席を確保しなくても良いかな、と。

とまりんビルでお弁当ゲット

泊港南岸の乗船券発売所「とまりんビル」にはお弁当屋さんがあります。

ここのお弁当は種類も豊富で、すごく安くておいしいんですよね!

座間味島に行くと食べるもの探しで苦労することもしばしば。なのでこちらでお弁当をゲットしておくといらぬ心配をしなくて済みます。

また、サーターアンダギーや「たらし揚げ」などのちょっとつまめるものも販売されているので、昼食付の日帰りツアーで行かれる方も、ここで買っていかれると良いですよ。

※高速船の乗り場である北岸ではお弁当は販売されていなかったようですので、こちらに直行された方は、近くのファミリーマートでどうぞ。

 

座間味島で遊ぶ

座間味島で遊ぶなら、やっぱり海!慶良間諸島では、沖縄本島ではほとんどお目にかかれないとってもキレイな堪能できます。

中でもおすすめは座間味島の代表的なビーチ「古座間味ビーチ」で過ごすか、無人島で過ごすか、です。

 

古座間味ビーチで遊ぶ

座間味村のHPから

 

座間味島にはいくつもビーチがありますが、代表的なのが「古座間味ビーチ」。ミシュラン・グリーンガイドで2つ星を獲得したメインビーチです。

今回私たちは昼間は訪れていませんが、透明度の高い海にトイレやシャワー、売店が整備されていますし、パラソルやチェアのレンタル、そして、シュノーケリングやSUPなどマリンアクティビティも楽しめる充実したビーチです。

 

古座間味ビーチには、座間味港から村営バスで5分ほどで行けます(バス代300円。歩くと20分以上かかるうえに急な坂道を登ることになるのでおすすめできないです。タクシーはほとんどいません)。

また、パラソルなどレンタルする方は、古座間味ビーチのレンタルショップにお願いすると港までの送迎してくれますので、これを利用するのも良いでしょう。

 

無人島(ガヒ島)に行く

ガヒ島のビーチ

 

座間味島での過ごし方で、チャレンジしていただきたいのが無人島に行くことです。

嘉比島(がひじま)、安慶名敷島(あげなしくしま)、安室島(あむろじま)と座間味島からほど近い無人島まで渡し舟が出ていて、その中でも嘉比島は思い出に残る素晴らしい島で、一番おすすめしたいですね。

私は無人島3島とも行ったことがあります。以下、個人的な感想です。

安慶名敷島のビーチはわりと遠浅で潮の流れもおだやかでしたが、砂浜のスペースがガヒ島に比べて狭かったので、他の方々とのキョリが近かったのが難点。

安室島はビーチの奥行が短く大き目のサンゴのかけらがたくさんあったので、わざわざ選ぶ必要はなかったかな、と。

それに対してガヒ島は、砂浜は広く奥行きもあり、海も砂地ありサンゴありで、泳いでもシュノーケリングしても楽しかったです。

また、小高い丘があってそこからの眺望を楽しめたり、メインのビーチの裏側も砂浜が続いていたりで、滞在していて飽きることがなかったですよ。

ガヒ島への行き方

渡し舟は座間味港からいくつか出ていて、料金はどこも一緒で、嘉比島と安慶名敷島は往復1,500円、安室島は2,500円です。

私は第三安清丸(090-3795-8467)さんに、事前に電話で人数と出発(10:30)・迎え(15:00)の時刻を伝え、予約をお願いしました。

迎えは他の島のお客さんと相乗りになるため希望時間ピッタリといかなかったですが、14:50とほぼ希望通りでした。

ガヒ島で遊ぶ

海色の見事なグラデーションを楽しみ、近くのしまなみの景観を楽しみ、透明感のある海で泳ぎ、シュノーケリングでサンゴや熱帯魚を楽しむ。

ケラマブルーと呼ばれる濃い紺色にエメラルドグリーン、そして、完全透明と変化に富んだ海の色は、言葉に出来ないくらいキレイです。

もちろん、砂浜でのんびり過ごすもよし、探検気分で丘に登ったり、反対側のビーチに行ったり、思い思いに遊べるのがガヒ島の良いところだと思います。

今回、ガヒ島にいたのはウチの家族だけでしたので、海パンを脱ぎ捨て、真っ裸で遊ぶことができました。

 

海中では色とりどりの熱帯魚にサンゴ、イソギンチャクを見ることができましたし、ウミガメが2匹、藻を食べているのも目撃できました。

一方、泳いでいた嫁さんが、バシャバシャと水しぶきをあげながら必死になって岸に戻ってきたのです。

「どうしたの?」と聞いたら、なんと「ウミヘビがいた!めちゃくちゃ怖かった!」とのこと。

相当怖かったみたいですが、今になっては良い経験ができたということで。

ガヒ島での注意点

ガヒ島は無人島で海の監視員はいませんので、何かあった場合、すべて自分で対処しなければなりません。

満潮時や岸から少し離れると、潮の流れが速かったりするので、十分注意が必要、とにかく無茶しないことが肝心ですね。

ガヒ島には桟橋がありませんので、渡し舟への乗降は海の中で行うことになります。あらかじめ水に濡れても良い服装で乗船しましょう。

あと、トイレもシャワーもありません。シャワーは良いにしても、用を足したくなったら・・・、ナニでアレするしかないですね・笑。

持って行くと良いもの

【絶対に必要なもの】

ガヒ島などの無人島に関わらずビーチに行くときに絶対に必要なのが日よけと飲料

私は海に行くときは常にタープを持参してベースキャンプをつくるようにしています。今回は結構、風が強かったので設営に苦労しました。

飲料はペットボトルの水を何本か凍らせて、クーラーボックスに入れていきました。ガヒ島には売店も自販機もありませんので、万一のことを考えると多めに持参しました。

(上の写真では、ペットボトルや空き缶、紙コップが散乱してますね・笑)

【あると良いもの】

シュノーケル付きの水中メガネがあると絶対に良いです。これがあるのとないのとでは、海での楽しみ方が全然違ってきます。

また、フィンはなくてもマリンシューズも持参したいです。海の中で遊んでいて海底に足をつける際、ケガ防止に役立ちます(サンゴの上に乗るのはNGです)。

それと意外に重宝するのがハンガー。脱いだ服やバスタオルなどをひっかけておくと砂だらけにならずに済みます。輪ゴムを数本持って行って、ひっかけるところに絡めておくと風に飛ばされずに済みますよ。

ちなみに渡し舟の第三安清丸さんは、パラソルやシュノーケリングセットのレンタルもしているので、こちらで借りるのも良いですね。

座間味島を観光する


ビーチ以外の座間味島での観光は、やっぱり展望台から臨む圧巻の景色です。

座間味島にはいくつも展望スポットがあり、それぞれ異なった景観が楽しめるのが魅力です。

初日、ガヒ島から戻ったあと、上の地図のルートで座間味島の展望台を観て回りました。

高月山第1展望台

集落から一番近くの高月山展望台

ここには2つの展望台があって、第1展望台からは、阿護の浦湾(あごのうらわん)や座間味集落が、第2展望台からは、古座間味ビーチなどの眺望が楽しめます。

 

ホエールウォッチングのメッカ、稲崎展望台

 

夕陽の名所、女瀬の崎展望台に、比較的低く阿嘉島やガヒ島がすぐ正面に望める神の浜展望台

各展望台をグルっと一回りした後、日没前に女瀬の崎展望台に戻り、沈みゆく夕日を堪能しました。

翌日、早朝に座間味島の北部にあるチシ展望台に行き、仕上げに再度、高月山展望台で慶良間諸島のしまなみとケラマブルーの海を堪能してきました。

 

島内の移動は、宿泊したコンドミニアム「かにく」で原付バイクをレンタルしました。

原付4台のレンタルになるので、レンタカーを借りた方が料金的には安く済むのですが、座間味島はすごく道が細い場所があるのと、3月に同じ慶良間諸島の渡嘉敷島に行った際に原付で移動したところ、すごく楽しかったので、あえてレンタルバイクにしました。

レンタルしたのは「スクーターサンセットプラン」で、16時から翌日の9時まで使用可能、しかも宿泊者は20%OFF(ガソリン代不要)というお得なもの。

おかげで、家族4人で列をなして、風を切って島内を走ることができましたし、夜の古座間味ビーチや星空観察、翌朝のチシ展望台にも行けたので、本当に良かったと思っています。

座間味島で観光するなら、レンタカーよりもレンタルバイクのほうが絶対おすすめです。

ちなみにレンタサイクルもありますが、坂道が多くしんどい思いをすることになるので、やめておいた方が良いですよ。

 

座間味島の食事

座間味島には数は多くありませんが、何軒か飲食店があります。

宿の方に聞くと、「どこもまあまあおいしいですよ」とのことですが、事前に予約していないと入れないこともあるんだとか。

で、たまたま空席のあったイタリアン「リトルキッチン」にはいったところ、これが大当たりでした。

座間味島でおすすめの夕食「リトルキッチン」

こういう書き方って本当に失礼だと承知していますが、座間味島でここまで美味しいイタリアンをいただけるとは思ってもいなかったのです。

なので、こちらで夕食をいただいて、大満足の大感激でした!

メニューは豊富でどれも美味しそう!料金もとってもリーゾナブルです。

食後、バイクで星空観察に行くためアルコールは飲みませんでしたが、ワインも豊富な品揃えでありました。

 

オーダーしたのはこちら。

まずは3種のチーズの盛り合わせ。

 

一番感激した「ゴロっと牡蠣のクリームコロッケ」。

大ぶりのコロッケの中に牡蠣が2つ入っていました。磯の香とまろやかなクリーム、サクサクのころもが絶妙の味わいでした。

 

ジャーマンポテトサラダ。

 

シェフがピザ生地伸ばしから作り上げる本格的なピザ。もちろんおいしかったです。

 

パスタ。しっかりとコシのある麺にほどよくスパイスが効いていて、とても味わ深かったです。

 

ガッツリ系のスペアリブ。タレにしっかりとつけ込まれていて、肉はホロホロ。

家族4人でシェアしながら、一気に食べてしまいました。どれもおいしくてボリュームも満点、大満足の夕食となりました。

「リトルキッチン」さんは、ランチも営業されていますので、機会がありましたら是非、一度!

インスタグラム リトルキッチン

【余談】

オーストラリアのサーファーズ・パラダイスで買ったTシャツを着ていたところ、会計のときに店員さんから「行ってらしたんですか?実は私も以前、ワーホリでいたことがあるんですよ」と話しかけられました。

この店員さんは外国人のお客さんと流ちょうな英語でやりとりしていたので「なるほど~」と思ったのですが、聞くといわゆるリゾートバイトで、海外も含めいろいろな場所で暮らしながら働くという生活をされているとのこと。

以前、同じ座間味島で泊まったホテルにも、リゾバで働いている人がいて、その人からいろいろな話を聞いたときにも思ったのですが、このような自由な暮らしをやってのける方の行動力と勇気って本当にスゴイなと改めて感服しました。

絶対食べるべき漁協のヅケ丼

座間味島でもうひとつおすすめしたい食事が、港のすぐ近くにある座間味村漁協のヅケ丼です。

カジキマグロのシンプルな丼を朝食でいただいたところ、何とも言い得ない旨みのタレにつけ込んだ絶妙の味わいにビックリ。

一度食べたらクセになること間違いなしですね。

「はやり病」のせいで、楽しみにしていた天ぷらやおにぎりは販売されていなかったのが残念ですが、こちらも是非、召し上がっていただきたい逸品です。

カジキのヅケ丼にイカとの二色丼もありますよ。

 

座間味島で宿泊する

今回の沖縄旅行で一番悩んだのが、座間味島のどの宿に泊まるか、ということです。

前回、嫁さんと2人で来た時に、一応?座間味島で一番大きなホテルと言われている宿に宿泊したものの、設備なりなんなりがイマイチだったんですよね。

で、嫁さんからは「日帰りで」との希望があったのですが、せっかく座間味島に行くんだし、あのキレイな夕陽を子供たちにも見せてあげたいし、ということで1泊することにしました。

(3月に行った渡嘉敷島が日帰りだったのがもったいなかった、というのもあります)

で、それからどの宿にするか、強烈なプレッシャーを感じつつ選んだのがコンドミニアム「かにく」さん。これが大正解でした!

座間味島でおすすめの宿「かにく」

座間味島の宿を調べる中で、コンドミニアム「かにく」さんを選んだ理由は

  1. 室内がキレイ
  2. 部屋にバス・トイレがある(共用ではない)
  3. 港や集落から近い
  4. レンタルバイクがある(宿泊者20%オフ)
  5. 料金がリーゾナブル

です。

合わせて、以前、座間味島に来た時に、こちらで原付をレンタルしたことがあり、宿自体を知っていたこともあげられます。

事前にメールで宿泊予約し、当方の希望等を伝えたところ、快く対応してもらえました。

 

そして、宿泊当日、10時過ぎに荷物を預けに到着すると、「部屋の用意ができているので、このままチェックインできます」との嬉しい対応が!

※かなりの特別対応だと思います。チェックインは14時で通常は入室できませんので念のため。

 

部屋に入ると、こじんまりとしたキッチンと和室で、多少の年季は感じるものの、しっかりと清掃が行き届いています。

コンドミニアムですので、キッチンスペースに電子レンジもあり、宿泊中、希望すれば炊飯器を貸し出してくれるとのこと。

また共用の洗濯機もあり、部屋のベランダにはロープが張られていて、ハンガー等の貸し出しもあったので、ちゃんと洗濯物を干すことができました。

(ベランダはあっても、洗濯物を干せるようになっていない宿が結構あるので、これは助かりました)

枕が小さくて寝るときにイマイチだったのが唯一の難点でしょうか。

「ここだったら、連泊しても快適に過ごせたなぁ」というのが素直な感想。

座間味島で宿泊予定の方には、こちらの宿はおすすめしたいと思います。

 

コンドミニアム・レンタルバイク「かにく

 

座間味島に日帰りで行く

座間味島に行くなら、日帰りではなく泊りがけで行くことを強くおすすめします。

那覇市内に比べたら見劣りするかもしれませんが、ちゃんとした食事処も宿もありますし、船代と移動時間を費やして訪れているのだから、のんびりとした島時間を楽しみたいものです。

ただ、どうしても日帰りでないとダメという方、いらっしゃるでしょう。

そういう方は、基本、ビーチステイになると思いますが、できるだけ座間味島を満喫したいという方は、ビーチと展望台をセットにした以下のプランはいかがでしょうか?

09:00 那覇・泊港発クイーンざまみ
09:50 座間味港着~レンタルショップ送迎で古座間味ビーチへ
古座間味ビーチステイ
13:10 古座間味発村営バス(またはショップの送り)
13:15 座間味港着
13:20 リトルキッチンで昼食
14:00 「かにく」でバイクレンタル
展望台巡り(高月山・稲崎・女瀬の崎・神の浜)、マリリンの像(移動距離約10km)
16:00 バイク返却~徒歩で港へ
16:20 座間味港発・クイーンざまみ
17:10 那覇・泊港着

展望台巡りのコースは行程10kmですので、移動(バイクに乗っている)時間は40分程度となり、各展望台でいられる時間は15分程度となります。

かなりせわしないスケジュールですが、一応、座間味島の良いところをコンパクトに体験できるかと。

でもやっぱり・・・、せっかく座間味島に行くなら、宿泊してあの夕陽に星空も堪能していただきたいですね・・・。

 

座間味島に行こう!

「世界が恋するケラマブルー」。

那覇・泊港から最短50分で到着できる離島・座間味島。

これまで何度も沖縄に行っているけど座間味島には行ったことがないという方、宮古島や石垣島には何度もリピートしているけど慶良間諸島には行っていないという方、ぜひぜひ一度、訪れてみてください。

これまで見たことのない圧倒的な景観に見惚れることになると思いますよ!

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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