2022年3月11日(金)から13日(日)まで、沖縄本島と慶良間諸島の渡嘉敷島に家族で旅行をしてきました。
「週末、伊豆の温泉でも行くか?!」
の初めの一言が、気付くと、なぜか沖縄旅行にまで盛り上がり、急遽、予約を入れたもの。
あまりに急過ぎて、どこで何をするかほとんど決めないまま出かけた旅行でありましたが、こちらでは行程をもとに、行って良かったおすすめしたい場所と店6つと注意点、そして、おすすめできない(行くだけムダ)店と場所を3つ、ご紹介します。
(長めの記事になっていますので、ご興味のあるところを目次からジャンプしてご覧いただければ幸いです)
沖縄旅行2泊3日の行程
今回の沖縄旅行の行程は以下の通りです。
ピンク文字はおすすめの場所・店、青文字はおすすめできない場所・店です。
2022年3月11日(金)
07:30 羽田空港発 ANA
10:30 那覇空港着~レンタカーピックアップ
12:00 昼食 酵母パン・宗像堂
ドライブ 残波岬~万座毛
17:30 夕食・ジャッキーステーキハウス
19:00 ホテル・ノボテル沖縄那覇チェックイン
2022年3月12日(土)
09:00 朝食後、タクシーで泊港へ
10:00 渡嘉敷島行きフェリー
11:10 渡嘉敷港着~レンタルバイクピックアップ
島内観光 展望台~渡久地ビーチ~阿波連ビーチ
14:30 昼食・cafe島むん+
島内観光 展望台~とかしくビーチ
17:30 渡嘉敷港発高速艇
17:10 泊港着
散歩・国際通り~市場
19:00 夕食・居酒屋「波照間」
21:00 ホテル着
2022年3月13日(日)
10:00 朝食後ホテルチェックアウト
10:15 洋菓子店・TOUCA
11:30 名護市・21世紀ビーチ
ドライブ・古宇利大橋~ハート・ロック
14:00 カフェ・FIFI PARLOR(立ち寄っただけ)
15:00 キッチン・カンガルー(行ったけどドシャットで入れず)
16:00 ハンバーガー・ウォーレンズプレイス
20:45 那覇空港発
23:00 羽田空港着
沖縄2泊3日は、楽天トラベルで早朝の出発に深夜の帰着となる往復の航空チケットに、ノボテル沖縄那覇ホテルの2宿泊(朝食付き)、レンタカー付のパック旅行で行ってきました。
料金は驚きの1人38,100 円です。
金土日の週末出発で多少、不便な時間帯とはいえ羽田発着のANA便、ホテルはシテイホテルの朝食付き、おまけにレンタカーまで付いてこの価格、めったにない掘り出し物です。
しかも、貯まりまくっていた楽天ポイントから100,000ポイントを当て込み、2,000円のクーポンもゲットしたので、旅費での実質的な持ち出しは12,300円で収まりました。
楽天ポイントを貯めた経緯はこちら!
2日目に慶良間諸島の渡嘉敷島に行くこと以外、事前にスケジュールは決めていなかったので、「今日、どこ行く?」「次は何する?」と行き当たりばったりの旅行となりました。
おすすめしたい店と場所と注意点
では本題、行って良かったおすすめしたい店と場所を6か所、ご紹介します。
行くときに注意いただきたい点も記載しているので、あわせて参考にしていただければと。
酵母パン・宗像堂
沖縄に到着して最初に訪れたのが、酵母パンのお店「宗像堂」。
宜野湾市の住宅街というかラブホ街の近くにあるパン屋さんです。
店に入ると、あれれ・・・?、品数がとても少なくて、展示台はスカスカ状態。
不思議に思って店員さんに尋ねたら
「今日は、パンを焼く日じゃなくて・・・、明日だったら、たくさん並ぶんですけど、すみません」
との返事。
どうやらこの店、毎日、パンを焼いているのではなく、週末や中日など決められた日に焼いているんです・・・。
そういうことなら仕方なしと気を取り直して、日持ちのしそうなハードパンを3つほど購入。
あわせてランチ用のホットサンド?を注文し、テラス席でいただきました。
「宗像堂」での注意点
- 訪問前にパンを仕込む日かどうか、必ず確認しましょう!
店のサイトはこちら! 宗像堂
こちらもどうぞ!
ジャッキーステーキハウス
那覇市内に数あるステーキ店の中でも超有名な店「ジャッキーステーキハウス」。
12月の沖縄一人旅で来た際に、「次は家族で来よう!」と約束していたのですが、まさか3か月後に実現できるとは夢にも思っていませんでした。
(残念ながら神戸市で暮らす長男は仕事で合流できずでしたが)
観光客はもちろん、地元の方々にも長く愛され続けているこちらの店は「お肉の質」で勝負する優良店。
店の壁には、有名人のサイン色紙がずらりと並んでいます。
私たちが注文したのは、テンダーロインのM。焼き具合は、私と次男はミディアム、嫁さんはウェルダンです。
ビールとコーラで乾杯したあと、やって来たのがこちら!
香ばしい香りとともに、ジュージューと幸せの音が聞こえてきます。
さて、動画のとおり「ジャッキーステーキハウス」のステーキは、下味処理した程度のお肉がサーブされ、ソース類はかかっていません。
食べ方は好みによって、塩、コショウ、ガーリック、オリジナルソースでいただきますが、おすすめは何といっても「塩」。
スジがなく、とっても柔らかい肉ですので、肉本来の旨みが味わえます。
テーブルに置かれたオリジナルソースは、アメリカ産独特のかなり酸味の強いソースですので、最初にドバドバかけてしまうときっと後悔しますよ。
あと、焼き具合については、他のステーキ店にくらべかなり「弱め」です。
当店のミディアムは他店のミディアムレアといったところでしょうか。
動画で一番目に出てくるステーキは嫁さんがオーダーしたウェルダン、2番目・3番目がミディアムになっていますが、肉の表面の焼き具合から「弱め」であることが、お分かりいただけるかと思います。
隣のテーブルで「レア」をオーダーしていたのをチラ見したら、ほとんど「生」と言っていいくらいの赤肉が出てきてました。
「ジャッキーステーキハウス」での注意点
- いきなりステーキソースをかけてしまわず、少量の塩やコショウなどで肉本来の味を楽しんでください
- 焼き具合はいつものオーダーよりワンランク上で注文すると良いでしょう
店のサイトはこちら! ジャッキーステーキハウス
ホテル・ノボテル沖縄那覇
那覇の中心から少し外れた高台に立地するシティホテル「ノボテル沖縄那覇」。
夜遊び目的で宿泊するには、ちょっと不便ではありますが、ホテル自体は新しく、「ノボテル」らしい高級感があって、とっても良かったです。
こちらの動画は玄関からラウンジを撮影したもので、シティホテルながらリゾート感のある造りになっています。
部屋も広くて快適に過ごせました。
ただ、ですね・・・、朝食は・・・、かなり残念でした(苦笑)。
沖縄のホテルで朝食が美味しかったことってあまりないので、「まあこんなもんかな」とは思いましたが・・・、個人的な評価は、5段階で星2つ★★でした。
朝食ありとなしでの金額差が1日1,000円だったので、2日ともつけたのですが、1回食べれば十分という代物で、ホテルの中には「ファミリーマート」があるので、そこで買ったものを食べる方が、納得感があるかもしれないです。
ちなみに、これまで沖縄で食べたホテルの朝食でおいしかったのは以下の4つです。
宮古島東急ホテルのブッフェ(和朝食は普通でした)
「ノボテル沖縄那覇」の注意点
- 中心街から少し離れているので食事や夜遊びには不向きです
- 朝食はおすすめできません
渡嘉敷島ととかしくビーチ
2泊3日の沖縄旅行でのメインのは渡嘉敷島観光でした。
慶良間諸島の東部に位置する渡嘉敷島は、那覇の泊港からフェリーで1時間10分、高速艇に乗れば、たった40分ととても近い離島です。
当日は港近くで原付バイクをレンタルして、島内観光を楽しんできました。
島内はほとんどが坂道なので、原付をレンタルして大正解!
天気も良く、交通量は皆無の道を風を切って走るのは実に気分が良いもので、人生で初めて原付に乗った嫁さんも大はしゃぎで喜んでおりました。
さて、渡嘉敷島の観光ですが、展望台やビーチなどの観光スポット、海の色や眺める島影などの風景は、正直言って同じ慶良間諸島にある座間味島のほうが一枚上かなって印象です。
それでも、海の美しさは沖縄本島ではほとんど見られないくらいのレベルで、これが船で1時間程度で見られるのですからねぇ、来ない手はないなって思いましたね。
座間味島の記事はこちら!
【おすすめ】
【沖縄旅行】座間味島(沖縄・慶良間諸島)に行く・観光する・遊ぶ・食べる・宿泊する!おすすめの楽しみ方と注意点【完全版】
こちらは渡嘉敷島2番目?のビーチ、とかしくビーチの様子。ウミガメの産卵場所だそうです。
ビーチ自体はそこまで広々とした感じではありません。
でも、とにかく海の色が凄まじくキレイですし、向かいには座間味島が見えて、「沖縄に来てる!」と気持ちも昂ります。
そして、今回もありがたいことにビーチはほぼ貸し切り状態で、沖縄の海を十二分に堪能できました。
こちらは12月に行った竹富島のコンドイビーチ。このときも、ほとんど無人状態でした(帰るときは奇跡的にガチの無人でしたw)
竹富島のコンドイビーチ pic.twitter.com/cJ9nVD2CFL
— 福ふくろう@ブログ書いてます (@fuku_fuku_rou) December 15, 2021
「渡嘉敷島観光」の注意点
- とにかく坂道だらけなので、レンタルサイクルだけは絶対にやめましょう。後悔しますよ
(レンタルサイクルのカップルとすれ違ったとき、ヘトヘトで泣きそうな顔になっていました)
渡嘉敷島のレストラン「cafe島むん+」
遅めのランチをいただいたのが「cafe島むん+」。
レンタルバイクショップにおすすめされた飲食店のひとつで、渡嘉敷島メインの観光スポット阿波連ビーチ近くのおしゃれなイタリアンレストラン。
「イカスミチャーハン」が美味しい、とのことです。
ドリンクは1杯350円と良心的!マンゴージュースがとっても濃くて感動的な美味しさです。
店内の様子。いやぁ~、ぶっちゃけ、渡嘉敷島でこんなおしゃれな店があるとは思ってもいませんでした。
食べ物で注文したのはこちら。
まずはおすすめの「イカスミチャーハン」。ぶつ切りのイカがゴロゴロはいっています。
ほのかに磯の香を漂わせつつ、軽めの味付けでとても食べやすかったです。
続いて「アオリイカと春キャベツのボッタルガソーススパゲティ」。
黄色くまぶされているのは「カラスミ」的なもので、ピリッとした塩味が効いています。
そして、最後が渡嘉敷産猪(イノシシ)の焼きカレー。
大量のイノシシ肉が入ったカレーにタップリすぎる量のチーズをかけて焼いたものです。
3品どれもとっても美味しく、ボリュームもあり、しかもリーゾナブルな価格(一品1,000円前後)。
レンタルバイク店でおすすめされたときは、「とは言っても離島だしねぇ」とそこまで期待していなかったのですが、実際に食べたらビックリのおいしさでした。
「cafe島むん+」、渡嘉敷島に行く機会があれば、絶対に立ち寄っていただきたいおすすめのレストランです。
「cafe島むん+」の注意点
- 店の場所が少し分かりにくいです
- 島のレストラン特有の営業時間(特に閉店時間)が不規則なのと、「売切れ御免」なので、早めに行くことをおすすめします。
名護市のハンバーガー屋「Warren’s Place 2.1 Burgers & Beer」
2泊3日沖縄旅行の最後のおすすめは、名護市のハンバーガー屋「Warren’s Place 2.1 Burgers & Beer」です。
もともとは、ハンバーガーを食べに超有名店「キャプテン・カンガルー」に行ったのですが、すったもんだがあって店に到着したのが3時過ぎ。
そしたら、無情にも直前のお客さんで終了となり、ドシャットの憂き目にありました(泣)。
*5月に再度「キャプテンカンガルー」を訪問したときは無事に入れました!
ハンバーガー店「キャプテンカンガルー」の食レポ「美味すぎてもはやセクシー!!」って?
気を取り直して名護市の市街にある第二候補の店「Warren’s Place 2.1 Burgers & Beer」に向かったところ、これが大正解!
事前情報では「日本語がしゃべれる変な外人がやってる店」だそうで、行ってみたら噂通りでした。
店は普通の一軒家を改装したものです。
店では、ほんとに変な外人シェフがビールを飲みながら陽気にハンバーガーを焼いています。
シェフはYouTubeチャンネルを持っていて、かなりの動画をアップしてるので、店内や料理の様子はこれらの動画を見ればわかるんですけど、まあ、何の編集もしていないダラダラとした動画ばっかりです。
一応、リンクを貼っておきますが、あんまりおすすめしません。
YouTubeチャンネル A Cajun cooking in Okinawa
注文したのは、スパイシーなハンバーガーとチーズハンバーガー(正式な名称は忘れました)、それに、ポテトです。
いやぁ、これが美味しかったこと!
パテは肉厚・ジューシーで、肉の挽具合が少し粗目で肉肉しさが堪能できます。
バンズは外はカリっと、中はしっとりと。
食べ応え十分、腹持ち十分のボリュームで、とっても美味しくいただきました。
メニューはハンバーガーだけではなく、フライドチキンやサイコロステーキ、タコライスなどなどと豊富。
店名にもなっているビールは、なぜかサッポロビールでありました。
(同じ名護市に沖縄の絶対的ビール「オリオンビール」の工場があるんですけどね)
さて、この「Warren’s Place 2.1 Burgers & Beer」も、店じまいの時間は早めというか適当というか、その日の気分で閉めているみたいです。
食事中、ベラベラとしゃべりかけて来るオーナーが、
「今日は、これから魚を釣りに行ってビールを飲むから、店を早く閉めるんだ!」
と嬉しそうに言っていて(「もうすでにビール飲んでんじゃん」ってツッコミをいれてやりましたが)、まだ夕方の5時前なのに、やってきたお客さんを追い返していたんです。
沖縄から帰って来て家族に
「今回の旅行で一番おいしかったのって何?」
と聞いたら、嫁さんも次男も
「名護のハンバーガー」
って答えるくらい印象的な味わいでした。
これで、名護市への移住の楽しみがまた一つ増えましたw。
「Warren’s Place 2.1 Burgers & Beer」の注意点
- 開店時間が不規則みたいなので行く前に電話確認をおすすめします
- オーナーがやたらに話しかけてくるのと、しゃべっている日本語がかなり変なので、まともに相手をするとストレスを感じるかもしれません
- 駐車場はありません
沖縄本島のおすすめできない場所・店
続いて、行ってみて「これはおすすめできないなぁ」と思った場所と店を3つ、ご紹介します。
そこそこ「悪口」を書いていますが、あくまで管理人個人の感想ということで。
残波岬
残波岬は、観光地としてけっこう有名だけど、わざわざ行くほどの値打ちはなかったな、というのが正直な感想です。
金曜日で天気がイマイチだったこともあるでしょうけど、岬そのものは「別に・・・」っていうレベルで、残波岬のすぐ隣にある広めの公園は寂れた感満載で閑散としていました。
やたらに巨大なシーサーが、かえって物寂しかったです。
国際通りの居酒屋「波照間」
2つ目のおすすめできない店・場所は、2日目の夕食に入ったのが国際通りにある居酒屋「波照間」。
店の玄関にサンゴの石垣で沖縄感が演出され、ちょっと入ってみようか、と思えるようなお店です。
で、入ってみたら、まず店員が出迎えに来るまで少し間が空き、空いている座席の案内も要領を得ず。
ここまではまあ、よくある話なんですが、肝心のメニューが品数は少ない、値段は高い、量は少ない、そして、決して美味しくない(=マズい)と三拍子も四拍子も揃ったレベルの低さでした。
遅めの昼食で皆、あまりお腹が空いてなかったこともあって、初めにビールと食事を4品ほどと少なめに注文したところ、結構待たされた挙句に出てきたものを見てため息、食べてゲンナリといった状態。
「こりゃ、ダメだ」と追加注文はせずに早々に退散したものの、会計はそれなりの値段になってました(沖縄そばを一人3杯は食べられる値段です・苦笑)。
まあ、一見の観光客を相手に商売している店なのでしょうから、仕方ないちゃぁ仕方ないんですけど、こんな店がほぼ満席というのもなんだかなぁ、って感じでした。
(ちなみに「食べログ」を見たら、これがなかなかの高得点。相変わらず信用できないサイトです)
沖縄のおすすめ居酒屋はこちら!
恩納村・瀬良垣・やんばる
石垣島・源
インスタスポット「FIFI PARLOR」
沖縄本島のおすすめできない場所・店の最後は、映えるインスタスポットとして目にする機会の多いカフェ「FIFI PARLOR」。
海沿いにあるカフェで、ブランコに乗れるというのが売りなんですが・・・、
あのぉ~、いっちゃあなんですけど、ただのバラックみたいで、メッチャしょぼかったです。
目前の海も大したことなかったし、何より海底の砂利を採掘する船が何艘も視界に入って来て、それらがさサビ付いた船体なので、リゾート感は感じられなかったですね。
写真に撮れば、それなりの写り方はするのですが、「わざわざ行くまでもないな」というのが正直な感想でした。
インスタやツイッター、それにYouTubeでたくさん取り上げられてますけど、皆、本当に良いと思ってアップしてるのではなく、「わざわざ来たし、せっかくだから上げとこ」とムリに盛ってるんじゃないかって思いましたね。
おわりに
事前にスケジュールを組まずに行き当たりばったりで過ごした2泊3日の沖縄旅行。
往路の飛行機はほぼ始発、復路はほぼ終発でしたので、3日間という時間をフルに楽しむことができました。
観光地や国際通りは、12月に来た時に比べると、少し人出も増えていまあした。
特に大学生の卒業旅行っぽい若者のグループが多かったように思います。
とは言え、全盛期に比べたら、まだまだ寂しいものではありました。
近いうちにGoToトラベルが再開されるとのこと。これを活用して、また行きたいなって思っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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